白と黒の伝説 輪廻転生編

白と黒の伝説 輪廻転生編
メーカー:ソフトスタジオWING
発売日 :1986年
ジャンル:アドベンチャー
機種 :MSX
百鬼一族により、ポセドニア宮殿の地下エネルギー室にあった“オリハルコン”の金属と謎の石“ツーオイ石”が、時空の渦の中にかくされた。あなたは白鳥たちと超能力「転生の力」を使って広大な時代空間を飛び廻り、事件を解決していく。

バミューダ・トライアングル
バミューダ海域で次々に起こる船舶や航空機の消滅事件。国連の要請により派遣されたアメリカとソビエトの国際調査船・二隻までもが、SOSとも受け取れる意味不明の無線を最後に消滅してしまった。

白鳥(主人公)
世界的な超能力の研究者である目黒所長は、この事件を現代科学では解き明かせない超自然現象によるものと推理。そして国連は、目黒所長を中心に、彼の心霊研究所の関係者をメンバーとした第二次調査団を派遣。白鳥もその一員としてバミューダ海域へと向かうのだった…。
というわけで、プレイヤーは主人公の白鳥になり、このゲームを進めていきます。

バミューダ海域へ向かう調査船「ニシキ丸」の船内から始まります。乗船しているのは、白鳥と目黒所長の他に、秘書のサギヒメ、ルポライターの風間、そして村上刑事という百鬼編にも登場したいつものメンバーです。
バミューダ海域に近づくと、地磁気計がおかしな動きをはじめ、海図に載っていない謎の島(大陸)が出現。ところがその島は、目の前から突然消えてしまう。白鳥たちは小型船に乗り、消えた島の捜索に向かう。

再び出現した謎の島に上陸。そこには石造りの建物、謎の石像群、そしてブラックホールの海原には宮殿が…。白鳥たちは超能力で浮かした岩に乗り、宮殿へと向かう。

「エメラルド・タブレットにすべてを明かす」
宮殿の中、謁見の間と思われる場所に落ちていた謎のメモ。そこに書かれていたのはアトランティス文字だった!つまり、この島はアトランティス大陸、そしてここはポセドニアの宮殿ということになる。

エネルギー室
白鳥はポセドニアの宮殿で天界のヒミコと再会。地下のエネルギー室の謎を知る手掛かり、エメラルド・タブレット(緑玉板)と転生の力を持つペンダントをもらう。
宇宙エネルギーを集めてアトランティス大陸のエネルギーに変換する5つのツーオイ石と、それを調節するオリハルコン。アトランティス時代に訪れたハルマゲドンは、百鬼たちに配列を変えられたツーオイ石のエネルギー暴走によるものだった!そして、百鬼がツーオイ石とオリハルコンを持ち去った事で、アトランティス大陸は時空を漂流。バミューダ海域で消えた船舶や航空機は、その影響で異次元に流されていたのだ。
白鳥はペンダントの力を使って転生。
時空を行き来して、失われたツーオイ石とオリハルコンを探す。

フランス100年戦争
クリスタルナイトに転生した白鳥。ジャンヌダルクらと共にオルレアンの城を攻撃する。

大阪城・豊臣の時代
猿飛佐助に転生した白鳥。三好清海入道と共に百鬼一族と手を組んだ淀君と戦う。
主人公・白鳥たちと百鬼一族の戦いを描いた白と黒の伝説シリーズの第二弾。今回はバミューダ・トライアングルの謎に挑みます。
難解かつ唐突な展開でストーリーを理解しづらい。シナリオに稚拙さはあるものの、アトランティス大陸とバミューダ・トライアングル、オカルト関連では有名なこの2つを絡めてあるのは面白いですね。また、最初は失敗してしまう場面も、転生して別の時代・場所に行き、そこで起こした行動などによって、次に同じ場面に挑んだ時は違う展開になる。ループものというジャンルが確立した今でこそ珍しくありませんが、あの当時にこの発想は凄いなと思いました。(死んだらゲームオーバーではなく、転生して別の時代・場所に移動)
しかし、白鳥の超能力は何でもありですね…w


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