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CHATTY (シャティ)

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CHATTY (シャティ)
メーカー:システムサコム
発売日 :1989年
ジャンル:アドベンチャー
機種  :PC-88,FM-7



愛とは…憎しみとは…
この永遠の疑問符に楔を打ち込むのはシャティかもしれない。

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主人公の名前はジュリアス・リンチ。ある日ふと気がつくと一緒に仕事をしていたデロガ博士が殺されていた。血だまりはなく、室内が荒らされた形跡もない。


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犯人らしき人影が、研究室の中にあった“次元転送機”に乗り込むのを見る。だが、博士を殺したのは自分かもしれない…。

博士はリンチが気を失っていた数分の間に殺されていた。記憶を失う直前まで博士と激しく言い争っていたリンチは、自分が疑われるのを恐れ、謎の人物を追って“次元転送機”に足を踏み入れる。


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その時、博士の娘でリンチの恋人、アリシアが研究室を訪れる。そして、床に倒れている博士の死体に気がつき、それからリンチを見た……。アリシアの顔が歪む。悲鳴と同時にドアが閉まった。

「ちがう!ちがう、俺じゃない!!」

すでに転送フィールドの中に入っているリンチの声が届くはずもなかった。アリシアは俺が犯人だと思い込んだに違いない。博士を殺して転送機で逃げようとしていると考えたかもしれない。

「すべては真犯人を捕まえて戻ってからだ」

リンチがそう決意した時、魂がねじ曲がるような衝撃が始まり、白い閃光に包まれた……。


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惑星レンボゼンド
ゲームは、転送先である惑星レンボゼンドの荒野から始まり、「移動」「見る」「調べる」などのコマンドを実行して進めていきます。


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セテカの町
物語の中心になる町。中央部から各方角に区分けされており、教会、学校、警察署、各種お店など、色々な施設があります。


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シャティヨーン
テレパシーで助けを求めてくる謎の女性。失われたリンチの記憶に深くかかわってくる。(ゲームのタイトルは彼女の名前から)




システムサコムのノベルウェア・シリーズ第三弾。小説を読む感覚でプレイできるアドベンチャーゲームです。

転送先の惑星で真犯人を捜すという目的はあるものの、その後の展開はプレイヤー次第。思うがままに行動して構いませんし、10種類以上あるエンディングの中でこれが正解というものはありません。(マルチエンディング)

各ウィンドウの大きさや重なった時の優先順位の変更、そして縦書きモードやカラー変更など、ゲーム画面をカスタマイズ可能です。プレイの内容をもとに小説を作ってくれるノベルジェネレーターという機能まであります。

第一弾の「DOME」よりもわかりやすく、ゲームブック感覚でプレイ出来ますね。物語の導入部分がシンキングラビットの「カサブランカに愛を」に少し似ている事からサスペンス要素にワクワクしましたし、物語的にも面白かったと思います。



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