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探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件
メーカー:データイースト
発売日 :1987年
ジャンル:アドベンチャー
機種  :FDS



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オレ?神宮寺三郎。
新宿の裏通りにオンボロ事務所を構えている私立探偵だ。


公園に生い茂っている樹木の葉というのは、やっぱり緑色をしていたのだと、この季節になると、あらためて思い出す。この新宿中央公園のベンチにすわっていると、周囲の道路を走りすぎる自動車の騒音が、耳に心地良い音に聞こえるほど遠くに聞こえ、高層ビルの立ち並ぶ、大都会の真ン中にいることを忘れさせてくれた。

新宿中央公園からいくつもの高層ビルの下を歩き、電車のガードをくぐり抜けると、つい数分前とは全然違う顔を持った新宿駅東口に出る。新宿の街に共通していることは、どこでも、いつでも人があふれていることだ。特にこの新宿駅からオレの事務所のある歌舞伎町までは、いつでも人がいる。まったく、人間というのは忙しい動物だ。

とまあ、説明書のプロローグは雰囲気抜群ですが…


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「遊んでないで事務所に帰ったら」
実際のゲーム画面では、見知らぬ人にこんな事を言われてしまう神宮寺w
というわけで、ゲームは新宿中央公園から始まります。

一作目はこの新宿中央公園が、RPG風のスクロール画面になっていたのが特徴ですね。当時は気にならなかったけど、二頭身の神宮寺が学ラン姿のツッパリ兄ちゃんに見えてしまう…w


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「お帰りなさい、先生」
事務所に戻ったオレを助手の御苑洋子が出迎える。淀橋署の熊野参造刑事がオレを訪ねて来ているようだ。

抜群の直観力を持ち、アメリカ留学の経験から英会話もお手のものという才女。神宮寺の捜査の手助けをしてくれる美人の助手ですね。(いつの間にか数ヵ国語をマスターしているという設定になった)


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「ホシの見当が皆目掴めんのだ」
熊野刑事の話では、さっきまでオレが歩いていた新宿中央公園で事件があったらしい。被害者は高田桃子という若い女性。犯人に関する手がかりはまだ掴めていない。

桃子の死体は新宿中央公園の芝生をはがした土の上に捨てられていた。死因は紐のようなものによる絞殺。熊野刑事から知恵を貸してくれと頼まれた神宮寺は、この事件の捜査を始まるのだった…。

捜査畑一筋30年の大ベテラン刑事。神宮寺とは5年前に新宿で起きた事件で知り合い、それ以来の付き合い。年齢は親子ほど離れているが妙に気が合い、新宿のバーでよく一緒に酒を飲む仲でもある。


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「忙しいんだから帰ってくれませんか」
歌舞伎町のバー・イースト。桃子はこの店の人気ホステスだった。店長の代々木に話を聞く。

大のバクチ好きで、新宿の暴力団とつき合いもある代々木。客の話によると代々木は、桃子にかなりの額の借金があったらしいが…。


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「社長はガンが悪化して、お亡くなりになりました」
イーストの馴染みの客だった大資産家の柏木大介。桃子は親切にしてくれる柏木を父親のように慕っていたという。しかし、柏木はガンが悪化して死亡。秘書の花園町子が会社の書類を整理していた。

イーストなんて店は知らないと答える町子だが、後に桃子の同僚から町子が店を訪れたとの証言を得る。どうして彼女はウソをついたのだろうか?


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「柏木さんとは古い付き合いだ」
新宿に本拠地を置く暴力団「関東明治組」の親分・風林豪造。その昔、自分のせいで柏木が付き合っていた女が、行方知れずになってしまったらしい。

代々木はこの風林豪造からも500万の借金をしていた。そのうち300万は返済したようだが、その金はどこから…?


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「確かに桃子に車を借りていますよ」
桃子の恋人だった角筈一郎。K大学の学生だが、学校にも行かず、毎日遊び歩いている。


なぜ桃子は殺されなければならなかったのか?そして、雨が降っていた事件当日、犯人はどうやって足跡を残さずに、公園まで死体を運んだのか?

捜査は15日間という期限付き。また、捜査中のアクシデントによりゲームオーバーになる事もあり、コンティニューやセーブする時に1日経過します。




発売当時の中学生時代にプレイ。大人っぽい本格派の探偵モノとして期待していましたが、理不尽に難しかったですね…。

熊野刑事にアリバイを聞いたり、関東明治組の組員に話を通さず豪造親分の部屋に入るとゲームオーバー。特に豪造親分の方は、ゲームに行き詰まって各場所を何度も行き来していると、組員に話しかけるのをつい忘れてしまう。袋叩きにあってゲームオーバーを何度かやってしまったのをおぼえています。また、日数の経過により捜査が進展する場面がある。これもゲームを難しくしていました。

最も理不尽だったのは、当時の私が行き詰まった原因でもある新宿中央公園のスクロール画面。新宿中央公園派出所を見つけられずにハマっていました。派出所はマップに描かれておらず、目印など何もない場所で「まわりをみる」を実行すると見つかる。1マスでもズレていたら見つからないという理不尽さです。

その後、攻略本か何かで派出所の位置を知ってクリア。今度は事件の真相というかそのトリックに唖然。ネタバレになるので書きませんが、その方法で桃子の死体を公園に運ぶのはさすがに無理があるでしょう…w

システムに苦しめられた印象が強いゲームですが、この作品に漂うハードボイルドな雰囲気は良かったですね。神宮寺、洋子、熊野刑事というこのシリーズのメインキャラが生まれたという意味では、価値のある作品だったと思います。

あと、タバコを吸うを実行するとひらめくというのは面白かったですね。(そのおかげであちこちでタバコを吸いまくる事になったけど…)当時はこのシリーズの影響で、いつか自分がタバコを吸うようになったらマルボロにするぜ!と思ったりしていましたが、タバコは吸わない大人になりましたw



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ファミコンで発売された4作品を全て収録した「探偵 神宮寺三郎 アーリーコレクション」がオススメ。あと、Nintendo DSの「探偵 神宮寺三郎DS いにしえの記憶」にのリメイク版(携帯アプリ版)の「新宿中央公園殺人事件」が収録されています。こちらはシナリオを大きく変更し、ほとんど別物。スクロール画面や理不尽さも消えていますから、興味がありましたらぜひプレイしてみてください。(ファミコン版の他の作品のリメイクも収録)


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