ザ・スクリーマー をプレイ その1
マジカルズゥの「ザ・スクリーマー」(PC-88版)のプレイ日記、第1回目です。

「OK!ボーイ、お前の名前を言いな」
最初にビーストシティの入口でキャラクターの登録。と言ってもこのゲームのキャラ作成は至ってシンプル。能力や所持金はあらかじめ決まっている為、名前を入力するだけで終わります。
「ウィザードリィ」や「ラプラスの魔」など、パーティ制の3DダンジョンRPGでは、名前、職業、種族などを決めるのにいつも悩んでいたし、良ステータスのキャラが出来るまで何度も作り直していたから時間が掛かって…。このシンプルさは有難いです。

ビーストシティ
BIAS探索の拠点となる町です。奥にそびえ立つ塔のようなビルがそのBIAS。ゲームの最終目的は、BIASを機能させているメインコンピュータを見つけ出して破壊することです。
丸腰みたいなので、装備品を買うなど、BIASに挑む準備をしましょう。

武器屋
装備品や各種ドラッグ(薬)を取り扱っている店。武器は近未来設定ということでソードやアックスの他に、ガンやキャノンなどもあります。(ソードやアックスも近未来使用になっていますが…)ここは全財産の500クレジットを支払ってハンドボムを購入。
所持金が0になって防具を買えなくなるけどいいのか?と思うかもしれませんが、ちょうどこのゲームの紹介記事が掲載されているテクノポリス(1986年1月号)に、ハンドボムを買うように書かれていました。なんでもそれ以下の武器だと敵モンスターに歯が立たないとの事です。

首屋
FRD(ファイティング・レコーダー・デバイス)をもらいました。
FRDとは敵モンスターとの戦いを記録する道具。わかりやすく言うと、敵モンスターを倒した時に得られるビーストポイントがこのFRDに記録され、首屋に持って行くと経験値に換算、その数値に応じた賞金も貰えるという仕組みです。つまり、FRDを身に付けていないといくらモンスター倒しても何も得られないというわけですね。

BIAS入口
ここでハンドボムとFRDを装備。これで準備が整いました。
BIASの攻略開始です!

BIAS内部
かつての遺伝子工学研究所。今は遺伝子操作によって生み出された怪物たちの棲み家。
画面右下のコンパスで常に方角がわかるのは助かりますね。マッピングはもう少しキャラが強くなってからにして、まずは入口周辺で経験値稼ぎ。ハンタークラス(レベル)を上げましょう。

敵モンスターが出現!

戦闘画面
ご存知の方も多いと思いますが、戦闘はアクション。ちなみにキー操作は、テンキーで移動、ジャンプ、しゃがむ、そしてキーボード左下の3つのキー(Z,X,C)で、攻撃、防御、武器交換です。
モンスターが火の玉のようなものを放ちながら近づいてきます。数回戦ってみたところ、上段の攻撃はしゃがんでかわす、下段はジャンプでかわすとミスしやすいので、防御姿勢で受け止めて反撃が無難かな。ハンドボムを投げているという意味だと思いますが、こちらも火の玉のようなものを発射して攻撃。但し、飛距離が短いので、ある程度近づかないと当たりません。(近接戦闘武器は射程が短いのだろうか?)

BIAS内部で、他のスクリーマーと出会うこともあります。話しかけると情報を得られるみたいですが、何について聞くかをキー入力する必要があるみたいです。とりあえず「BIAS」と入力してみましたが、相手にされませんでした。ちなみにお相手は、スクリーマーの紅一点、ナチ様ですw

やってしまったぁぁぁ!!
戦闘は慣れてしまえば意外と簡単かもと油断していたら、ホバーフラワーという敵の攻撃を喰らって一撃で死亡…。
先日いただいたコメントにもあったように、このゲームはキャラが死亡すると同時にセーブデータが消去され、キャラの登録からやり直し。今回はゲームを始めたばかりだから痛手は少ないですけど、ある程度進んでからやり直しになるときびしいですね。街に戻るたびにセーブして、ディスクのバックアップを取るのは当たり前として、もっと慎重に進めないと…。
最初からやり直しになってしまいましたが、プレイヤーである私は経験(このゲームのノウハウ)を得たということで、今回はここまで。読んでいただいてありがとうございました!

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