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MID-GARTS (ミッド・ガルツ)

運命の剣。人は神の意思に朽ち果てるか。
壮大な叙事詩SF5。熱き旅立ちの扉が開く。
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MID-GARTS (ミッド・ガルツ)
メーカー:ウルフチーム
発売日 :1989年
ジャンル:シューティングアドベンチャー
機種  :PC-88,PC-98,MSX2,X68000



※画像はPC-88版です


レッド・ドラゴン族とホワイト・ドラゴン族が戦った「アクラニスの戦乱」から16年。運命の日がやって来る…。

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この世界において人間とは「支配された存在」である。しかし、ここラ・マルハートでは、人間族とドラゴン族が共存を保っていた。主人公のカイン・サージュは、この地を治めるホワイト・ドラゴンの長シュリーテ・ホワイトに育てられ、シュリーテの息子サークン・ホワイトとは、兄弟同然の仲だった。


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ある日、学問の師ヨシュア・ホワイトから、ラ・マルハートのはるか南に、神々が住むと伝えられる山があるという話を聞いたカインとサークンは、その地へ向かい、古代文字が刻まれた一本の剣「ルーン・ブレード」を見つける。

洞窟の壁からその剣を引き抜くカイン。今まさに、すべての者の運命は動き始めたのである……。



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第一話「ルーン・ブレード」
カインとサークンが剣を手にして、竜洞に戻ってきたところから始まります。

このシューティング・シーンがゲームの基本画面。プレイヤーはサークンの背に乗ったカインを操作します。任意スクロールになっており、画面内を自由に動き回ることができます。(左を向くこともできる)


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会話シーン
剣に刻まれた古代文字を解読する為、学問の師ヨシュアのところに向かうカインたち。しかし、ドラゴンたちの話によると、サークンの父で、ホワイト・ドラゴンの長でもあるシュリーテ・ホワイトが崩御。ヨシュアは死の洞と呼ばれる忘却の竪穴に入ったという…。

「SPEAK」を実行することで、敵・味方問わず、話しかけることが可能です。相手に会話をする意思があれば、会話シーンに入り、このようなビジュアルが挿入されます。(近づくだけで会話シーンになったり、メッセージだけの場合もある)

キャラのパワーアップである呪文(スペル)の習得は、この会話によって行われます。敵に会ってもすぐに攻撃したりせず、一度は話しかけてみましょう。2度、3度と話しかけることで会話内容が変わることもあります。


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メニュー画面
画面下の各コマンドを実行することで、ステータス画面からの呪文のセット、会話やビジュアルシーンの再現、セーブ・ロードなどができます。

道中にいるアルガ将軍に話しかけて、アティテュード(攻撃)とフェーク(治癒)の呪文を教えてもらったら、ステータス画面でさっそく呪文をセット。呪文の横にあるカウントは使用可能回数です。ちなみにアティテュードの回数はアン・リミテッド(無限大)。何発でも撃つことができます。


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忘却の竪穴
ヨシュアを捜して洞窟内を探索。

ここから敵が出現。セットした攻撃呪文で、敵を倒しながら進みます。


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ヨシュア
白竜族の守護器「銀の笛」をカインに手渡すヨシュア。悪況を救いに導く笛だというが…。


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ヨシュアから呪文を教わり、洞窟のさらに奥へ。


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白竜族の守護神カーリア
「漆黒のルーン・ブレード“ブラッディ・ローズ”は運命の証」「リグ・ヴェーダなら剣に刻まれた古代文字を読めるであろう」カインとサークンは、カーリアの言葉に従い、赤竜の地を目指して北へ向かう。


というわけで、敵を倒しながらマップ内を移動し、道中で出会うキャラと会話して物語を進めていくという、シューティングとアドベンチャーを足したようなゲームです。物語は全12話構成。続きの第2話と第3話を簡単に紹介しておきます。


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第二話 「サイクロプスの涙」
北へ向かった二人は、赤竜の谷でサイクロプスに出会う。彼は「その白き翼が真のものならば、この地を恐怖で治めるファイアー・ドラゴンを倒してみよ」と言った。サイクロプスが言う、白き翼を持つ者とは?


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道中にいるフェニックスの攻撃をかわしながら進み、ファイアー・ドラゴンの「コーニッシュ」と対決!

「これで争いという、呪いから解放される…」
コーニッシュは、最後に感謝の言葉を残し、死んでいった…。


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第三話 「魔導士マナ」
サイクロプスの導きにより、古の魔法都市カデッタを訪れた二人は、魔導士マナ・ルフトのところへ向かう。

マナに会うことは定め。それを拒もうとする彼女の真意とは?


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魔物を振り切り、マナに会う二人。
「真の共存の世界を望むのなら、赤竜の封印を解きなさい」
それが剣の意思だとマナは言う。


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そこに、ヨツンヘイムの親衛隊“光輝の騎士団”の大隊長、ルアン・カーンが現われて、剣を渡せとカインに迫る。ルアンは神の座に就くという野望を抱いていたのだ…。

カインを殺して剣を奪い取ろうとするルアン。マナは亜空飛翔呪文を使い、カインとサークンをモンマントルの森へ飛ばした。


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魔剣ピュア・ブライトを操るルアンは、カインのライバル的存在。




ウルフチームから発売されたシューティング・アドベンチャーゲーム。5つの時代によって構成される「S・F・S」(セイクリッド・ファンタジー・シリーズ)の第5元紀にあたる作品です。

この「S・F・S」とは、ウルフチームが作り上げたファンタジー・ワールドで、「神が運命を握る世界の中で、力強く生きた人々を綴った物語」というもの。過去作品である「ファイナルゾーン」(第1元紀)や「アークス」(第4元紀)もこれに属することになり、すべての物語は延長線上にあるということになったみたいです。

私もあまり理解していないので、意味が少し違うかもしれません。まあ、直接的な繋がりはほとんどありませんから、そういう設定があったというくらいで…。


過去作品である「YAKSA(ヤシャ)」と同じくオープニングデモは超カッコイイです。道中やステージ間のビジュアルシーンの演出も素晴らしく、さすがウルフチームといった感じ。

しかし、シューティング・シーンの出来は悪く、画面内に敵や敵弾が増えると極端に重くなり、まともに戦っていられない。敵を倒しても何も得られないので、わざわざ戦ってダメージを受けるくらいなら、道中の雑魚敵は無視して進む。敵の攻撃を避けながら、次のビジュアルシーン(またはボス戦)があるところまで行くだけになってしまうのです。(機種性能の高いX68000版はまた違うかも)

あと、ビジュアルシーンのメッセージに「運命」や「意思」といった言葉がやたらと多く出てくる等、言い回しに凝り過ぎて、状況や意味がわかりづらいです。壮大な物語ですし、説明書を隅々まで読んで、世界観やキャラ設定を理解しておかないと、話の展開についていけないと思います。

シューティングとアドベンチャーの融合というアイデアは良かっただけに残念でした。



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PC-88版とMSX2版は、「SIDE-A」と「SIDE-B」という前編と後編に分けたものと、その2つをセットにした「DUAL SIDE」という、2つのバージョンが発売されています。


2 Comments

はーりーふぉっくす雪の魔王編  

これもYAKSAも両方購入しましたけど、SRだと重くて地獄のようなソフトでしたよw
もはや全然楽しめないというw

2019/10/07 (Mon) | EDIT | REPLY |   

shami  

コメントありがとうございます!

8MHz機でもかなり重いですから、4MHzのSRではどうしようもなさそうですねw YAKSAはMSXのROM版を買いましたが、turboRだとゲーム開始直後にフリーズしてしまい、プレイ出来ませんでした…。

2019/10/07 (Mon) | EDIT | REPLY |   

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