SWORD DANCER (ソードダンサー)

SWORD DANCER (ソードダンサー)
メーカー:TGL
発売日 :1992年
ジャンル:アクションロールプレイング
機種 :PC-98
その昔、光と闇を、天と地をも創造した二匹の龍の壮絶な闘いがあった。やがて勝利した「白き善き龍」は、天に昇り守護神となり、敗れた「黒き悪しき龍」は、地下深くに封印されたと伝えられる。
ある日、白き善き龍セイウォードを信仰する民スザクの村から、龍の巫女セツナが何者かによってさらわれた。誰が、何のために?事前にセツナが感じとった不吉な予感とは?セツナの悲鳴を聞きつけて飛び込んできた一人の戦士。巫女の身辺を守る<ソードダンサー>である彼の名はヒエン。物語の始まりであった…。

セツナを抱えて飛び去ろうとするイービーの体にしがみついたヒエン。しかし、途中で振り落とされてしまう。森の中に落ちたヒエンは、その衝撃で気を失うが、アンナという娘に助けられて、トトの村で目覚める。

というわけで、トトの村にあるアンナの父親、バックの家から始まります。
ヒエンを操作して、さらわれたセツナの救出に向かいますが、まずはスタート地点であるこの村で情報収集。

決定ボタン(キー)を押すとジャンプします。うまく飛び移れば、このように屋根の上に乗る事も可能です。
屋根の上に帽子が落ちていますね。帽子をなくしたと言っていた女の子がいましたから、拾って届けてあげましょう。旅の女の人が森で行方不明になったという情報を教えてくれます。
キャンセルボタンを押しながら移動するとダッシュです。ダッシュしながらジャンプすれば、より遠くに跳ぶことができます。

行方不明になった女性とは、セツナのことなのか?村の外に出て森を探索してみましょう。

戦闘シーン
ランダムエンカウントになっており、歩いていると敵に遭遇。このゲーム最大の特徴である戦闘シーンに移行します。
対戦格闘ゲームのような一対一のリアルバトルです。相手の動きを見極めてこちらの攻撃を当てましょう。

森の中でヒエンの師匠にあたるテッタに出会う。
イービーは北東へ向かって飛んで行ったらしい。テッタが仲間に加わり、二人でセツナの捜索に向かいます。

メニュー画面
アイテムをセットする(手に持つ)、ステータスの確認、リーダーの変更などが可能。戦闘シーンでは、リーダーにしたキャラが戦うことになります。
主人公のヒエンを含む、4人のキャラクターが登場します。経験値は共有ですから、キャラごとにレベル上げをする必要はありません。自分に合ったキャラをメインにして、あとは状況に応じて使い分けるのが良いでしょう。

ダンジョンの探索
歩いているだけでは先へ進めません。ジャンプを活用したり、仕掛けを作動させたりする必要があります。

落ちると即死する(ゲームオーバーになる)場所もあるので注意です。

洞窟でジゼルという女の子を助けて、三人目の仲間が加わると、地上に散らばった8つの宝石を集めることに…。(ヒエンが持つ巫女の護り刀の柄に宝石をはめていく)

イービーに命じてセツナをさらわせたジュオー。果たしてその目的とは?
所々でこのようなビジュアルシーンが展開されます。
1対1で繰り広げるリアルバトルモードが特徴のアクションロールプレイングゲームです。戦闘シーンでは、攻撃、防御、ジャンプ、そしてキャラごとに用意されている必殺技など、敵味方ともに多彩な動きを見せてくれます。また、フィールドやダンジョンに高さの概念があって、こちらにもアクション要素がプラスされています。
それだけアクション性の強いゲームになりますが、三段階の難易度調整が可能ですから、アクションが苦手という人でも大丈夫です。ゲーム中に登場したモンスターと戦うことができる「モンスターアタックモード」やプレイヤー同士が戦う「対戦モード」も用意されています。
対戦格闘ゲームのブームが始まった頃に発売されたゲームです。同窓会の帰りに中学時代の友人の家で「ソードダンサー 増刊号」をプレイ。こちらは純粋な対戦アクションゲームでしたけど、このシリーズを知るきっかけになりました。家でじっくり遊べるロールプレイングゲームに当時流行の格闘ゲームの要素をプラス。ちょうど時代に合っていましたし、人気作になったのも納得です。

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「凶刃の女神」は二作目、「増刊号」「増刊号 '93」は対戦モードやモンスターアタックなど、対戦アクション部分を抜き出したような感じのものです。