L'EMPEREUR (ランペルール)
ナポレオンの栄光を追え!

L'EMPEREUR (ランペルール)
メーカー:光栄
発売日 :1990年
ジャンル:シミュレーション
機種 :PC-88,PC-98,MSX2,X1,X68000,FMTOWNS,FC,Windows
※画像はPC-88版です

コルシカの小島から、そびえたつ宮殿へ!
栄光の階段を昇りつめた不世出の英雄、ナポレオン・ボナパルト――。19世紀ヨーロッパを震撼させた、軍事的天才。6日間で6戦全勝、12ヵ月で1ダースの勝利!歴史的な三帝会戦、サン・ベルナール峠越え…。ナポレオンの戦術の神髄が、ここによみがえる。近代ヨーロッパの行方を決する戦闘の数々が、華麗な円舞曲の調べとともに始まる!

収録されているシナリオは4つ。今回はシナリオ1の「常勝将軍の登場」(司令官時代)をプレイしてみましょう。
このゲームには、ナポレオンの地位に応じて、コマンドの内容が変化するという特徴があります。司令官時代は、任官している都市の運営と自分の軍団の指揮だけに制限されますが、第一執政や帝政時代になると外交や貿易など、国政コマンドの実行が可能になり、国全体を運営していくようになるのです。つまり、地位が上がれば権限も大きくなるというわけですね。

1796年の3月からスタート。ナポレオンがいる場所は、31のマルセーユです。このシナリオ1では、フランス軍のイタリア方面司令官として、フランス領を増やすことが目的となります。
序盤は内政を…というのが光栄の歴史シミュレーションのパターンでしたが、今回は違います。まずは徴兵を最大値の180で実行。翌月には軍馬を70購入しました。基本的にコマンドの実行は月に1回です。(一部のコマンドを除く)

兵と馬が揃ったら、軍団の再編成をおこないます。軍人の名前の横にあるアルファベットは、左から順番に歩兵、騎兵、砲兵に対しての適性です。A~Dにランク分けられており、Aが一番高いことになります。
ナポレオンを砲兵、ミュラを騎兵、マッセナを歩兵にして兵士を多く持たせる等、能力に応じて部隊の種類と兵士の数を決めて、7人の軍人に振り分けました。すべてC以下の軍人は、0にしてしまって構わないと思います。
徴兵した兵士(予備兵)が加わったことで、兵の士気と訓練度が下がってしまったので、演説と訓練で上げていきます。

士気と訓練が70を超えたので、32のミラノに遠征!マルセーユの守備として兵力70を持たせた軍人を1人残し、ナポレオンをはじめとする6人で攻め込みました。

各部隊の配置完了。
兵力は互角ですが、ヴェネチアから援軍が来るみたいなので、到着する前に占領しなければ…。ちなみに砲兵部隊は、大砲の向きを決める必要があります。

砲兵の遠距離攻撃で相手の兵力を削っていきます。
大砲は強力な兵器ですが、生産数は限られていますし、陳情して承認されなければ配備されません。また、大砲1につき兵士5が必要となります。貴重な戦力と言えますね。

砲撃や歩兵の攻撃で敵の部隊が混乱したらミュラの騎兵に突撃させる。この戦法で攻めていけば相手の兵力を一気に減らすことができます。但し、突撃によってこちらの騎兵が混乱してしまったり、砲撃の狙いが外れて射程内にいる味方の部隊に損害を与えてしまうこともあるので注意です。混乱すると攻撃された時の被害が大きくなるだけでなく、勝手に退却してしまったりすることもありますので。

勝利まであと少しです。

ミラノを占領!
援軍が到着する前に敵の軍団を全滅させることができました。
3月まで徴兵できないので、再編成と訓練を1回だけやったら、ミラノの守備要員とし軍人を一人(兵力70)残して、すぐに33のフィレンツェに遠征します。

ヴェネツィアから援軍が到着したものの、フィレンツェの軍人は一人で、兵士数もこちらの半分以下。しかも最初の砲撃で混乱してくれたので、簡単に勝てそうです。

フィレンツェを占領。勢いに乗ってイタリア半島を南下といきたいところですが、3月まで待って徴兵してから攻めることにしましょう。あと、承認されるかわかりませんが、資金と軍人の派遣を陳情しておきます。

マルセーユの半分にも満たない84しか徴兵できませんでしたが、予備馬が65あったので、軍馬は買わずに済みました。再編成と訓練をして準備が整いました。37のローマに遠征です!(陳情は却下されましたw)

ここまで砲撃の有無の差で勝利してきたものの、今回は相手にも砲兵がいますね。兵力も互角ですし、きびしい展開になりそうです。とりあえず、川で部隊が分断されてしまっているので、歩兵に橋を掛けさせて合流させます。

森を盾にして砲撃を避けつつ、機会をうかがおうと思ったら、相手の砲兵が移動してくれました。そこは山に阻まれて北に向かって砲撃できないはず。接近するチャンスです!

一気に距離を詰めて敵の砲兵部隊をミュラの騎兵とマッセナの歩兵で攻撃。砲兵を無力化できればあとは簡単です。

ローマを占領したところで、シナリオ1の勝利条件(9都市を占領)を達成。功績が認められて最高司令官に任命されました!
そのままシナリオ2に移行という感じで、ゲームは続きますが、ここで終わろうと思います。

こちらは第一執政や帝政時代のゲーム画面です。ヨーロッパ全土が表示されるようになり、国家全体としての戦略を考えなければなりません。(機種によって画面構成が違います)
ナポレオンになってヨーロッパ制覇を目指す、光栄の歴史シミュレーションゲーム。高校時代にプレイした時は、システムに馴染めなくて早い段階で諦めてしまったため、あまりコツを掴めていません。
今回プレイしたシナリオ1の司令官時代は、都市間の移動ができないため、イタリア方面に進軍することになります。遠征すれば兵力は消耗し、補充が必要となるわけですが、徴兵できるのは年に一回だけ。新たに徴兵できる3月まで待っていたら無駄に年数が経過してしまいます。それに敵の都市も徴兵してしまうので、結局は同じだと思い、どんどん攻め込むことにしました。
ただ、シナリオ1の条件を達成したとはいえ、こんな進め方で良かったのかわかりません。周りから攻められやすいミラノとフィレンツェには、守備として軍人二人を配置し、3月を待たずにローマに遠征するべきだったと思ったりします。
司令官時代は制限が多くて、思うように進まないこともありますが、目の前のことを考えるだけで済むという意味では楽なのかもしれませんね。いきなり第一執政や帝政時代をプレイすると、国全体を見て考えなければならず、各国との関係や各都市の状況を把握するだけでもひと苦労です。初めてのプレイでは、何から手を付けたらいいのか悩んでしまうと思います。
大砲というこの時代ならではの兵器が登場し、それが戦況を大きく左右するところが面白いですね。国の運営は大変ですが、砲兵部隊をうまく扱うことで、多少の戦力差なら覆せると思います。この時代のヨーロッパの歴史やナポレオンが好きという人にオススメのゲームです。
といっても、やり込んだゲームではないので、あまりよくわかっていませんけどね…。

ランペルール | パソコン・スマホ | 中古・新品通販の駿河屋

ランペルール | ファミリーコンピューター | TVゲーム | ゲーム | 通販ショップの駿河屋
家庭用ゲーム機ではファミコンでしか発売されていないんですよね。続編も発売されていませんし、ある意味貴重なゲームかもしれません。(そのせいかパソコン版が高い…)

L'EMPEREUR (ランペルール)
メーカー:光栄
発売日 :1990年
ジャンル:シミュレーション
機種 :PC-88,PC-98,MSX2,X1,X68000,FMTOWNS,FC,Windows
※画像はPC-88版です

コルシカの小島から、そびえたつ宮殿へ!
栄光の階段を昇りつめた不世出の英雄、ナポレオン・ボナパルト――。19世紀ヨーロッパを震撼させた、軍事的天才。6日間で6戦全勝、12ヵ月で1ダースの勝利!歴史的な三帝会戦、サン・ベルナール峠越え…。ナポレオンの戦術の神髄が、ここによみがえる。近代ヨーロッパの行方を決する戦闘の数々が、華麗な円舞曲の調べとともに始まる!

収録されているシナリオは4つ。今回はシナリオ1の「常勝将軍の登場」(司令官時代)をプレイしてみましょう。
このゲームには、ナポレオンの地位に応じて、コマンドの内容が変化するという特徴があります。司令官時代は、任官している都市の運営と自分の軍団の指揮だけに制限されますが、第一執政や帝政時代になると外交や貿易など、国政コマンドの実行が可能になり、国全体を運営していくようになるのです。つまり、地位が上がれば権限も大きくなるというわけですね。

1796年の3月からスタート。ナポレオンがいる場所は、31のマルセーユです。このシナリオ1では、フランス軍のイタリア方面司令官として、フランス領を増やすことが目的となります。
序盤は内政を…というのが光栄の歴史シミュレーションのパターンでしたが、今回は違います。まずは徴兵を最大値の180で実行。翌月には軍馬を70購入しました。基本的にコマンドの実行は月に1回です。(一部のコマンドを除く)

兵と馬が揃ったら、軍団の再編成をおこないます。軍人の名前の横にあるアルファベットは、左から順番に歩兵、騎兵、砲兵に対しての適性です。A~Dにランク分けられており、Aが一番高いことになります。
ナポレオンを砲兵、ミュラを騎兵、マッセナを歩兵にして兵士を多く持たせる等、能力に応じて部隊の種類と兵士の数を決めて、7人の軍人に振り分けました。すべてC以下の軍人は、0にしてしまって構わないと思います。
徴兵した兵士(予備兵)が加わったことで、兵の士気と訓練度が下がってしまったので、演説と訓練で上げていきます。

士気と訓練が70を超えたので、32のミラノに遠征!マルセーユの守備として兵力70を持たせた軍人を1人残し、ナポレオンをはじめとする6人で攻め込みました。

各部隊の配置完了。
兵力は互角ですが、ヴェネチアから援軍が来るみたいなので、到着する前に占領しなければ…。ちなみに砲兵部隊は、大砲の向きを決める必要があります。

砲兵の遠距離攻撃で相手の兵力を削っていきます。
大砲は強力な兵器ですが、生産数は限られていますし、陳情して承認されなければ配備されません。また、大砲1につき兵士5が必要となります。貴重な戦力と言えますね。

砲撃や歩兵の攻撃で敵の部隊が混乱したらミュラの騎兵に突撃させる。この戦法で攻めていけば相手の兵力を一気に減らすことができます。但し、突撃によってこちらの騎兵が混乱してしまったり、砲撃の狙いが外れて射程内にいる味方の部隊に損害を与えてしまうこともあるので注意です。混乱すると攻撃された時の被害が大きくなるだけでなく、勝手に退却してしまったりすることもありますので。

勝利まであと少しです。

ミラノを占領!
援軍が到着する前に敵の軍団を全滅させることができました。
3月まで徴兵できないので、再編成と訓練を1回だけやったら、ミラノの守備要員とし軍人を一人(兵力70)残して、すぐに33のフィレンツェに遠征します。

ヴェネツィアから援軍が到着したものの、フィレンツェの軍人は一人で、兵士数もこちらの半分以下。しかも最初の砲撃で混乱してくれたので、簡単に勝てそうです。

フィレンツェを占領。勢いに乗ってイタリア半島を南下といきたいところですが、3月まで待って徴兵してから攻めることにしましょう。あと、承認されるかわかりませんが、資金と軍人の派遣を陳情しておきます。

マルセーユの半分にも満たない84しか徴兵できませんでしたが、予備馬が65あったので、軍馬は買わずに済みました。再編成と訓練をして準備が整いました。37のローマに遠征です!(陳情は却下されましたw)

ここまで砲撃の有無の差で勝利してきたものの、今回は相手にも砲兵がいますね。兵力も互角ですし、きびしい展開になりそうです。とりあえず、川で部隊が分断されてしまっているので、歩兵に橋を掛けさせて合流させます。

森を盾にして砲撃を避けつつ、機会をうかがおうと思ったら、相手の砲兵が移動してくれました。そこは山に阻まれて北に向かって砲撃できないはず。接近するチャンスです!

一気に距離を詰めて敵の砲兵部隊をミュラの騎兵とマッセナの歩兵で攻撃。砲兵を無力化できればあとは簡単です。

ローマを占領したところで、シナリオ1の勝利条件(9都市を占領)を達成。功績が認められて最高司令官に任命されました!
そのままシナリオ2に移行という感じで、ゲームは続きますが、ここで終わろうと思います。

こちらは第一執政や帝政時代のゲーム画面です。ヨーロッパ全土が表示されるようになり、国家全体としての戦略を考えなければなりません。(機種によって画面構成が違います)
ナポレオンになってヨーロッパ制覇を目指す、光栄の歴史シミュレーションゲーム。高校時代にプレイした時は、システムに馴染めなくて早い段階で諦めてしまったため、あまりコツを掴めていません。
今回プレイしたシナリオ1の司令官時代は、都市間の移動ができないため、イタリア方面に進軍することになります。遠征すれば兵力は消耗し、補充が必要となるわけですが、徴兵できるのは年に一回だけ。新たに徴兵できる3月まで待っていたら無駄に年数が経過してしまいます。それに敵の都市も徴兵してしまうので、結局は同じだと思い、どんどん攻め込むことにしました。
ただ、シナリオ1の条件を達成したとはいえ、こんな進め方で良かったのかわかりません。周りから攻められやすいミラノとフィレンツェには、守備として軍人二人を配置し、3月を待たずにローマに遠征するべきだったと思ったりします。
司令官時代は制限が多くて、思うように進まないこともありますが、目の前のことを考えるだけで済むという意味では楽なのかもしれませんね。いきなり第一執政や帝政時代をプレイすると、国全体を見て考えなければならず、各国との関係や各都市の状況を把握するだけでもひと苦労です。初めてのプレイでは、何から手を付けたらいいのか悩んでしまうと思います。
大砲というこの時代ならではの兵器が登場し、それが戦況を大きく左右するところが面白いですね。国の運営は大変ですが、砲兵部隊をうまく扱うことで、多少の戦力差なら覆せると思います。この時代のヨーロッパの歴史やナポレオンが好きという人にオススメのゲームです。
といっても、やり込んだゲームではないので、あまりよくわかっていませんけどね…。

ランペルール | パソコン・スマホ | 中古・新品通販の駿河屋

ランペルール | ファミリーコンピューター | TVゲーム | ゲーム | 通販ショップの駿河屋
家庭用ゲーム機ではファミコンでしか発売されていないんですよね。続編も発売されていませんし、ある意味貴重なゲームかもしれません。(そのせいかパソコン版が高い…)