星霊狩り
君は愛する人を救えるか!?

星霊狩り
メーカー:ハドソン
発売日 :1989年
ジャンル:アドベンチャー
機種 :FC
主人公ミチムネの前に突然現れた謎の怪人・ローゼンクロイツ。愛する人ミウをさらわれてしまったミチムネは、ローゼンクロイツを追って古代神話そして巨大遺跡の謎に挑戦する。自己に秘められたサイキックパワーに目覚めたミチムネ。愛するミウを救うため、一万年の時を超えた、壮絶な戦いがいま始まった!

ミチムネ
このゲームの主人公。ワルぶったところもあるが、本当は勇気あふれる心優しい少年。秘められた力があるらしいが、本人はそれに気づいていない。

ミウ
ミチムネの同級生の明るい女の子。誕生日の日に謎の怪人ローゼンクロイツに連れ去れれてしまう。

それは、ミウの家で起こった。その日、ミウの16歳の誕生日を、彼女の同級生のミチムネとミウの祖父が祝っていた。3人にとって、平和そのもののバースディパーティーだったが、あたりが急に暗くなり、そして不気味な声が響いた。

ローゼンクロイツ
「フッフッフッ、久しぶりだな」
暗闇から巨大な顔が浮かんだ。
「き、きさまはローゼンクロイツ!まさか生きていたとは……」
おじいさんの顔から血の気が失せていった。
「私がこの日を忘れるわけなかろう。100年もの間ずっと待っていたのだ。娘はもらっていくぞ!」
ローゼンクロイツはおじいさんを倒し、ミウを連れ去ろうとした。ミチムネはそれを阻止しようしたが、返り討ちにあい、気を失ってしまった…。

ミチムネが意識を取り戻すと、病院のベッドの上だった。看護婦の話では、気を失っていた時のミチムネのうわ言、「ローゼンクロイツ」という言葉を聞いた大学教授が、目覚めたら自分の部屋を訪ねて欲しいと言っていたようだ。ミウを助け出す為の手掛かりを求めて、この大学病院内にある教授の部屋へ向かう。

草野教授
教授にあの時の出来事を話す。ローゼンクロイツについて何か知っているようだが…。教授から現場に落ちていたという、ミウが身につけていたロケットを受け取った。
こうしてミチムネは、教授と冒険をする運命に…。

教授に連れられて、古い館の前にやって来た。二人は舘の中に入り、調査を開始する。

広間の壁に掛けられたローゼンクロイツに似た男の肖像画。彼は100年前に死んだそうだが…。
肖像画を調べると、突然口が動き出し、しゃべり始めた。
「ソロモンの力は、私の手によって復活する。命が惜しければ、ミウからは手を引くことだ」
この館は一体…?

書斎の本からローゼンクロイツが「アスカ」について調べていたことがわかった。そして、残されていた一冊のノートに、このようなことが書かれていた。
「シャンバラは、ソロモンの力の眠るところ。その力を得た者は、すべてを支配する」「力を呼び起こす巫女の復活は100年後。その時、私は支配の扉を開く。クリスチャン・ローゼンクロイツ」
日付は100年前の今日だった。
こうしてローゼンクロイツの野望とミウがさらわれた理由が見え始める。その後、舘の中に閉じ込められてしまうが、無事に脱出した二人は、飛鳥の地へ向かった。

シャンバラを目指す二人にどんな出来事が待ち受けているのか?
そして、ミチムネに秘められた力とは?
愛する者を救うため、ミチムネは草野教授と共に、謎の解明と未知の敵に挑む!

森やダンジョンの探索や…

怪物(クリーチャー)との戦いもあります。
原作に「ハルマゲドン黒書シリーズ」の中島渉さん、原画に「重機甲兵ゼノン」の神崎将臣さんを迎えて制作されたコマンド選択式の伝奇アドベンチャーゲーム。冒険小説のページをめくるかのようにストーリーを進めていくということで、ノベルウェア・AVGと名付けられていました。
日本始まりの場所とも言われている飛鳥の地(奈良県の明日香村付近)など、近畿地方や四国地方が舞台。ローゼンクロイツの野望を挫き、ガールフレンドのミウを救い出すため、遺跡の謎を解き明かしながらシャンバラを目指します。
ほとんど行き詰まることなく進めるため、難易度は高くありません。ただ、ゲームオーバーになる場面があるのと、終盤のダンジョンが少し迷いやすいです。そこだけマッピングした方が良いかもしれません。
ストーリー展開が強引で、行き当たりばったりのご都合主義という感じですし、淡々と進むから、盛り上がりに欠けますね。あと、章単位に区切って、ローゼンクロイツやミウの様子を間に挟む等、ストーリーやグラフィックの魅せ方にも工夫が欲しかったと思います。ローゼンクロイツの不気味な顔だけが印象に残っているゲームでした。

星霊狩り | ファミリーコンピューター | TVゲーム | ゲーム | 通販ショップの駿河屋
90年代の半ば頃にゲームショップで、ビクター音楽産業の「かぐや姫伝説」、ナムコの「えりかとさとるの夢冒険」と一緒に買ったような記憶があります。(なんとなくアドベンチャーゲームがプレイしたくなって…)

星霊狩り
メーカー:ハドソン
発売日 :1989年
ジャンル:アドベンチャー
機種 :FC
主人公ミチムネの前に突然現れた謎の怪人・ローゼンクロイツ。愛する人ミウをさらわれてしまったミチムネは、ローゼンクロイツを追って古代神話そして巨大遺跡の謎に挑戦する。自己に秘められたサイキックパワーに目覚めたミチムネ。愛するミウを救うため、一万年の時を超えた、壮絶な戦いがいま始まった!

ミチムネ
このゲームの主人公。ワルぶったところもあるが、本当は勇気あふれる心優しい少年。秘められた力があるらしいが、本人はそれに気づいていない。

ミウ
ミチムネの同級生の明るい女の子。誕生日の日に謎の怪人ローゼンクロイツに連れ去れれてしまう。

それは、ミウの家で起こった。その日、ミウの16歳の誕生日を、彼女の同級生のミチムネとミウの祖父が祝っていた。3人にとって、平和そのもののバースディパーティーだったが、あたりが急に暗くなり、そして不気味な声が響いた。

ローゼンクロイツ
「フッフッフッ、久しぶりだな」
暗闇から巨大な顔が浮かんだ。
「き、きさまはローゼンクロイツ!まさか生きていたとは……」
おじいさんの顔から血の気が失せていった。
「私がこの日を忘れるわけなかろう。100年もの間ずっと待っていたのだ。娘はもらっていくぞ!」
ローゼンクロイツはおじいさんを倒し、ミウを連れ去ろうとした。ミチムネはそれを阻止しようしたが、返り討ちにあい、気を失ってしまった…。

ミチムネが意識を取り戻すと、病院のベッドの上だった。看護婦の話では、気を失っていた時のミチムネのうわ言、「ローゼンクロイツ」という言葉を聞いた大学教授が、目覚めたら自分の部屋を訪ねて欲しいと言っていたようだ。ミウを助け出す為の手掛かりを求めて、この大学病院内にある教授の部屋へ向かう。

草野教授
教授にあの時の出来事を話す。ローゼンクロイツについて何か知っているようだが…。教授から現場に落ちていたという、ミウが身につけていたロケットを受け取った。
こうしてミチムネは、教授と冒険をする運命に…。

教授に連れられて、古い館の前にやって来た。二人は舘の中に入り、調査を開始する。

広間の壁に掛けられたローゼンクロイツに似た男の肖像画。彼は100年前に死んだそうだが…。
肖像画を調べると、突然口が動き出し、しゃべり始めた。
「ソロモンの力は、私の手によって復活する。命が惜しければ、ミウからは手を引くことだ」
この館は一体…?

書斎の本からローゼンクロイツが「アスカ」について調べていたことがわかった。そして、残されていた一冊のノートに、このようなことが書かれていた。
「シャンバラは、ソロモンの力の眠るところ。その力を得た者は、すべてを支配する」「力を呼び起こす巫女の復活は100年後。その時、私は支配の扉を開く。クリスチャン・ローゼンクロイツ」
日付は100年前の今日だった。
こうしてローゼンクロイツの野望とミウがさらわれた理由が見え始める。その後、舘の中に閉じ込められてしまうが、無事に脱出した二人は、飛鳥の地へ向かった。

シャンバラを目指す二人にどんな出来事が待ち受けているのか?
そして、ミチムネに秘められた力とは?
愛する者を救うため、ミチムネは草野教授と共に、謎の解明と未知の敵に挑む!

森やダンジョンの探索や…

怪物(クリーチャー)との戦いもあります。
原作に「ハルマゲドン黒書シリーズ」の中島渉さん、原画に「重機甲兵ゼノン」の神崎将臣さんを迎えて制作されたコマンド選択式の伝奇アドベンチャーゲーム。冒険小説のページをめくるかのようにストーリーを進めていくということで、ノベルウェア・AVGと名付けられていました。
日本始まりの場所とも言われている飛鳥の地(奈良県の明日香村付近)など、近畿地方や四国地方が舞台。ローゼンクロイツの野望を挫き、ガールフレンドのミウを救い出すため、遺跡の謎を解き明かしながらシャンバラを目指します。
ほとんど行き詰まることなく進めるため、難易度は高くありません。ただ、ゲームオーバーになる場面があるのと、終盤のダンジョンが少し迷いやすいです。そこだけマッピングした方が良いかもしれません。
ストーリー展開が強引で、行き当たりばったりのご都合主義という感じですし、淡々と進むから、盛り上がりに欠けますね。あと、章単位に区切って、ローゼンクロイツやミウの様子を間に挟む等、ストーリーやグラフィックの魅せ方にも工夫が欲しかったと思います。ローゼンクロイツの不気味な顔だけが印象に残っているゲームでした。

星霊狩り | ファミリーコンピューター | TVゲーム | ゲーム | 通販ショップの駿河屋
90年代の半ば頃にゲームショップで、ビクター音楽産業の「かぐや姫伝説」、ナムコの「えりかとさとるの夢冒険」と一緒に買ったような記憶があります。(なんとなくアドベンチャーゲームがプレイしたくなって…)