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アルギースの翼

いざ立たん、アルギースの平和のために
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アルギースの翼
メーカー:工画堂
発売日 :1988年
ジャンル:ロールプレイング
機種  :PC-88,PC98,MSX2



※画像はPC-88版です


遥か金砂の果て、かつてアルギースを治めし血筋ありき。今は遠き昔のこと。翼を持ちたるものアテパルの丘に降りたち、風と大地と水の精霊と共に、長き眠りにつかん。幾千もの季節の後、再び災いが起こる時、アルギースの末裔、翼と剣を持ちて、妖魔、打ち倒さん。


第5銀河星団のα星にある、平和で美しい国「アルギース王国」。かつてアルギースの人々は、天空界に住んでいたが、新たな発展を求めて、地上に降り立った。そして、精霊の力を借りて、大昔から生息していた妖獣たちを山の中に押し込め、この地に国を建設したのである。

その頃から天空と地上を治めるべく、王家には双子の世継ぎが生まれた。しかし、地上での暮らしに慣れ親んだアルギース第15代の時に、天空界の扉を閉じると、いつしか双子は生まれなくなっていた…。

アルギース第23代の時、突然妖獣たちの中に高い知能を持つ者が現れ、数世紀にわたる平穏はあっけなく崩れ去る。牙を剥き出し襲いかかる妖獣たちに、城を攻め落とされ、王と王妃は殺されてしまったのだ。残ったものは、人々の血が染み込んだ赤い大地と、アルギースの復興を心に秘めた王子、そして、英雄の出現を待ち続けた一冊の古文書だけだった…。


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フィレスの町
ゲームはこの町から始まります。プレイヤーが操作するのは、主人公となるアルギース王国の王子。まずは町の人々と話して情報を集め、冒険の準備をしましょう。(情報が断片的なのでメモ必須)

画面右上にマップが表示されます。当時の工画堂らしい画面構成ですが、町やダンジョンは、横からの視点という、少し変わった仕様です。


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フィールドマップ
こちらはオーソドックスな見下ろし視点。表示範囲が狭くて見づらく感じますが、マップはそれほど広くないので大丈夫です。アルギース王国のある大陸は、山脈と川によって3つに区切られており、最初は中央の土地からになります。


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戦闘画面
戦うを選ぶと自動で戦ってくれるオートバトル。その様子がアニメーション表示されます。

最初は弱い妖獣にも苦戦します。1~2回戦ったら宿屋で休憩する(もしくは薬を使う)ことになりますので、序盤はなるべく町から離れないように…。敵のHPを見て勝てないと思ったら無理せず逃げましょう。

ちなみにこのゲームは、レベルアップしても最大HPしか上がりません。攻撃力を上げるためには、お金を払って町で修行をする必要があります。


レベルを1つ上げたら北にあるオーグマットの町へ。鷹匠たちが住んでいる町で、アルギース王家に仕えていたという鷹匠からタカを一匹もらいました。戦闘中のコマンドに「タカを飛ばす」が追加され、実行するとタカが現われて攻撃してくれます。但し、タカのエサが必要で、実行するたびに消費します。(攻撃アイテム的な扱い)


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町の人に王家の古文書を見せてもらいました。ゲームを進めるための重要なヒントが書かれていますが、この古代絵文字を解読するためには、付属品の「翼竜の書」という本が必要です。


さて、レベルと攻撃力が上がり、この地を歩き回れるくらいの強さになりました。他の町にも行って情報収集していると、三精霊(地、水、風)を呼び覚ますことが必要だとわかります。早速、地の精霊が眠っているという大木のところへ行ってみましょう。


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セルリノ山脈の中腹にある大きな木
町の人の話ではここに地の精霊がいるはず。翼龍の書に記されている精霊の言葉(呪文)を入力して、地の精霊を呼び覚まします。


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地の精霊が目覚め、秘宝「烈地の杖」を受け取りました!(覇邪の封印にもあったアイテムですね)この杖をある場所で使うと東の地へ行くことができるようです。

この地には、アルギース城や塔もありますが、どこかで入口を開けるアイテムを入手しなければ中に入れません。そちらは後回しにして、先に東の地へ行ってみましょう。


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烈地の杖を使って道を切り拓いて東の地へ。
オーグマットの町で見せてもらった古文書の文字を解読するとこの場所がわかります。

そして、東の地で水の精霊を目覚めさせると、塔の扉を開けるアイテムが手に入るので、中央の地に戻って…


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めいの塔
横視点のダンジョンです。梯子(階段?)を昇り降りしながら塔の中を探索します。


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ボス戦
奥の扉の前で、妖獣軍団の守護三神の一体、「奔流神」(ほんりゅうしん)と戦闘に…。倒すと重要アイテムが手に入ります。ちなみに大鷲の武具(装備品)を購入した為、主人公の見た目が変わっています。

そして、さらにゲームが進み、西の地へ行くと…


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王女(主人公の妹)が仲間になります。
コマンドに「魔法」が追加され、移動や戦闘時に、回復魔法や攻撃魔法で王子を支援することが可能。また、王女にもレベルが存在し、新しい呪文を覚えたり、最大魔力(いわゆるMP)が上がっていきます。


というわけで、翼龍の書を片手に謎を解き明かし、重要アイテムを手に入れて、次に行くべき場所へ進む…。これを繰り返していくゲームです。



工画堂から発売されたパソコン用のロープレイングゲーム。主人公の王子が、アルギース王国を復興するため、妖獣たちに立ち向かうというストーリーです。「覇邪の封印」の流れを汲む作品で、画面構成、妖獣、ゲームと付属品を連動させているところ等も似ています。(ラスボスはミノリンですから)

アルギース王家に伝わる古文書
ゲーム進行上で重要な役割を果たすのがソフトに付属している「翼龍の書」です。アルギース王国の至る所で目にする解読不可能な絵文字、それを訳す辞書になりますし、他にも精霊や長老の言葉、妖獣の特徴、アイテム、魔法などが記されており、様々な場面で使用します。プレイヤーが実際に本を見ながら謎解きをするという、ボードゲームのノウハウを生かした翼龍の書の存在が、このゲーム最大の特徴ですね。(壮大なマニュアルプロテクトとも言えますが…w)

独特ながらもシンプルなシステム
主人公の王子が肉弾戦専門(HP)で、妹の王女は魔法専門(MP)という二人で一人分のような少し変わったシステム。数値として存在するステータスは、レベル、HP、MP、攻撃力しかありませんし、装備品は武具一式として扱われるシンプルさです。


このゲームの面白さは、やはり謎解き要素です。壮大なストーリーを背景に、ゲームの中で得た情報と付属品の翼龍の書から、どこへ行って何をすべきかを考える。そうやってアルギースの歴史を学びながら進めていくのが楽しいです。少し変わったシステムではありますが、すぐに慣れますし、ゲーム性に優れた良作だと思います。



アルギースの翼 | PC-8801 | PC(パソコン) | 通販ショップの駿河屋
アルギースの翼 | PC-9801 | PC(パソコン) | 通販ショップの駿河屋
アルギースの翼 | MSX | PC(パソコン) | 通販ショップの駿河屋
アルギースの翼 | X1/turbo | PC(パソコン) | 通販ショップの駿河屋


中学生時代にMSXのROM版を買おうか悩んだのをおぼえているなぁ…。結局、数年後にPC-88版でプレイしたんですけどね。



2 Comments

00  

同じ工画堂のサイキックウォーもそうだったけど、レベルアップ時のHPの上がり方に10ぐらいのばらつきがあったからSAVE LOAD繰り返したのも懐かしい思い出です。後、(コ〇プティーク読んで知った)亀の隠しイベントで妹の方が先に最大レベルになって「兄よりすぐれた妹なぞ存在しねぇ!!」などと心の中で叫んだのは内緒。

2018/07/01 (Sun) 19:10 | REPLY |   

shami  

コメントありがとうございます!

ザ・ブラックオニキスとかもそうでしたけど、レベルアップ時のHPやステータスの伸びがランダムで、それが後半や終盤で大きな差になるゲームがありましたね。

そんな隠しイベントがあったとは!しかし、コンプティークも懐かしいですね。(ジャギ様も懐かしいw)テクノポリスを毎月買っていたので、内容次第でたまに買う程度でしたが、立ち読みしたり友人に借りたりで、毎月読んでいました。その後、自分で毎月買い始めたらすぐに角川お家騒動が…w

2018/07/02 (Mon) 21:52 | EDIT | REPLY |   

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