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Rise of the Dragon -A BLADE HUNTER MYSTERY- (ライズ・オブ・ザ・ドラゴン)

それは、すさみきった都会の
おぞましい事件から始まった。
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Rise of the Dragon -A BLADE HUNTER MYSTERY-(ライズ・オブ・ザ・ドラゴン)
メーカー:セガ
発売日 :1992年
ジャンル:アドベンチャー
機種  :MEGA-CD



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西暦2053年……ロサンゼルス。荒れ果てた都会の片隅で、おぞましく無残な事件が次々に巻き起こった。調査の依頼を受けた俺は、疲れた体をひきずり、退廃の街へさまよい出る――。


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俺の名はウィリアム・ハンター。通称“ブレイド”とあだ名されている私立探偵だ。少し前までロス警察の一員だったが、捜査のやり方が危険すぎるとぬかし、俺をクビにしやがった。それ以来、探偵業を営んでいるというわけさ。

アパートの自室で目覚めると、時刻は昼の12時だった。ビデオフォンにメッセージが届いているようだ。仕事の依頼かもしれない、確認しておこう。

というわけで、ブレイドのアパートから始まります。このアドベンチャーモードは、すべてカーソル操作で行い、矢印のカーソルが画面上のポイントの上にくると形が変化。それに応じて「移動、物を取る、動かす、人と話す」等を実行できます。

右上に表示されているのはゲーム中の日付と時間。何もしなくても時間が経過してしまうので、ゆっくり考えたい時はポーズ(一時停止)をかけて時間を止めましょう。


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ビデオフォン(近未来の通信機器)
届いていたメッセージは、ロサンゼルス市長ダート・ビンセントからの調査依頼だった。今、この街では、奇妙な死体が次々に発見されるという事件が起こっている。死体はどれも醜くただれ、まるでモンスターのような姿をしていた。市長の娘ラーラ・ビンセントが被害者となったことで、俺にこの連続怪死事件の調査を依頼してきたようだ。内密に調査しろとの事だが、まあいいさ、せいぜい報酬は弾んでもらうことにしよう。

恋人のアニス・ルノマフからもメッセージが届いていた。昨日の夜、デートをすっぽかしたことに対して、ひどく怒っているようだ。相変わらず気の強い性格だ。そこが可愛いところでもあるのだが…。あとで彼女の職場に顔を出して謝っておくとしよう。

さっそく怪死事件の捜査に向かおう。おっとその前に服を着て、必要な物を用意しなくては…。いくら無秩序の街だからといって、パンツ一枚で外を歩いたら変質者扱いされてしまうからな。それから俺は残業はしない主義でね。実働12時間だから覚えておいてくれよ。

部屋の中を調べてアイテムを手に入れます。特に「IDカード」は、クレジットカード、データベース、ドアキー等、何かと使用するアイテムなので忘れずに。見つけたアイテムは、右下のインベントリーアイコンに入れると入手できます。


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インベントリー画面
入手したアイテムは、左のアイテムウィンドウにストックされます。右のステータスウィンドウは、ブレイドの装備状況をグラフィックで表示。また、下のボタンでセーブとロードや時間を進めることが可能です。


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地下鉄マップ
アパートを出た俺は、地下鉄に乗ってシティ・ホールへ向かった。

地下鉄マップの目的地にカーソルを合わせて決定するとその場所へ移動。もちろん時間がかかりますから無駄な移動は控えるべきです。


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バラの花束(バイオフラワー)を売っているようだ。これをプレゼントすればアニスの機嫌も良くなるかもしれない。買っておくことにしよう。

吹き出しカーソルになる相手は会話が可能です。相手に所持品を見せたり、渡したりすることもできます。ちなみにブレイドの個人的な意見や登場人物たちの会話は、すべて音声で語られます。(選択肢など一部だけ文字表示)


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アニスが勤めている市庁の記録室を訪れた。すっかりご機嫌斜めでこの顔だ…。

さっき買ったバラの花束をプレゼントしたら機嫌が良くなった。昨日の詫びに今夜一緒に食事をする約束をした。今度はすっぽかさないように気を付けないとな。それから、俺が彼女のところに忘れていった「鍵」を渡してくれた。


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一旦アパートに戻り、アニスから受け取った鍵で戸棚を開けた。中に入っていた小型爆弾とテスター(長距離用盗聴器)を持っていく。これからの捜査で必要になるだろう。ついでにチョコレートバーも持っていくことにする。疲れた時は甘いものが欲しくなるからな。

それでは捜査に戻るとしよう。俺は事件の手掛かりを求めてプレジャー・ドーム(酒場)に向かった。


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入口ではいかつい男たちが危険物の持ち込みをチェックしていた。中に入ってジェイクという男を捜そう。市長の話によればそいつが事件のカギを握っているはずだ。


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バーの奥に座っていたこの男がジェイクのようだ。ラーラが死んだことを伝えて、その証拠に写真を見せると、奥の部屋で話すことになった。

ラーラを死に追いやったのは、チャン・リンというドラゴンマフィアの一員のようだが、この件に首を突っ込みたくないと言って、他は何も話してくれない。裏の世界にも通じている情報屋のこの男が怯えるくらいだ。どうやら相当ヤバいやつらのようだな。しかし、俺があの「ブレイド」だとわかると、自分の名前を出さないことを条件に、チャンの隠れ家を教えてくれた。

ちょうどその頃、とある場所では…


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Meanwhile(その間に)
ドラゴンマフィアの幹部、ミスター・ウォンと部下のやりとりが表示される。

ある一定時刻になるとMeanwhileが始まって、悪人たちの悪事の進行が知らされます。時間の経過と共に、敵の活動も進んでいくというわけですね。


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チャンの家の前にたどり着いた俺は、入口でアイパッチの男とすれ違った。この鋭い殺気は只者ではない。チャンの手下だろうか?


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半分開いていた扉から家の中に入ると、全身に湿布のようなものを貼られたチャンが、もがき苦しんでいた。そして、ラーラと同じモンスターの姿になって死亡した。

さっきすれ違ったアイパッチの男の仕業か?この街を騒がしている変死事件が俺の目の前で起こったことになる…。


その後、チャンの部屋から事件の手掛かりやバイオドラッグMTZを見つけて、ブレイドの捜査は次の段階へと進むわけですが、この続きはプレイしてのお楽しみということで終わろうと思います。


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ちなみにこのようなアクションシーンもあります。
あの「テグザー」で有名なゲームアーツとは思えない出来の悪さですけどね…。


無秩序と退廃の近未来都市を舞台したSFハードボイルドアドベンチャーゲーム。アメリカのダイナミックス社が開発し、シエラオンラインから発売された海外パソコンゲームで、ゲームアーツが移植を手掛け、メガCD用ゲームとしてセガから発売されました。

退廃的な近未来設定
映画「ブレードランナー」の影響を受けたというサイバーパンクの世界観がとても良いです。ハイテクの中にもレトロ感が漂っていて、まさにくすんだ時代という感じ。グラフィックの色使いやキャラクターデザインもそんな時代設定にマッチしていると思います。

スタイリッシュな操作とフルボイス
アイテムをドラッグ&ドロップで入手したり、相手に使ったり、当時はこのカーソル操作がとても斬新でした。テキストを一切表示せず、セリフは有名声優による音声のみというのも、臨場感があって良かったと思います。ただ、画面上のポイントが見つからない、音声の一部が聞き取りづらいという欠点もありました。

高い難易度
リアルタイム要素がある海外ゲームというだけで想像がつくと思いますが、難易度はかなり高いです。時間を無駄にすると重要なイベントに間に合わなかったり、気が付けば手遅れという状況に陥ります。クリア不可能な状態になってもゲームは続くため、手詰まりかどうかの判断もプレイヤーがするしかありません。つまり、手順を確立して無駄なく捜査を進めていく必要があるというわけです。


世界観や物語を楽しませながらも、しっかりプレイヤーに考えさせようというゲームです。海外ゲームらしい難易度の高さで、万人向けとは言えませんが、雰囲気の良さと謎解きの面白さがあって、私はこのゲームが好きでした。ただ、あまりにも難しかったので、移植の際に難易度を下げてもらいたかったですね。(当時はクリアできませんでした)



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当時、480円くらいで買いましたが、現在も同じような値段ですね。間違いなく価格以上に遊べるゲームだと思います。



5 Comments

No Name  

リアルタイムで進行するので
無駄な行動してると敵のイベントばかりどんどん進んでいくんですよねw
当時何度もゲームオーバーになって心折られてクリアできないままでした。
当時の洋ゲーはADVですら激ムズでしたねえ~。

2018/06/03 (Sun) 22:36 | REPLY |   

DST  

結構難しいんですよね
たまに聞き取れないこともあるし
回答例見ながら進めてたのに間違えて飛ばしてしまい詰まったこともありました

そして画面を適当にクリックして調べてたら転落しとか

2018/06/04 (Mon) 16:25 | REPLY |   

shami  

コメントありがとうございます!

No Nameさん
クリア不可能な状態なのに、それに気付かず街の中をさまよい続けて、悪人のイベントがどんどん進行してしまい、結局はゲームオーバーってパターンですねw
私も何が原因で進めないのかわからなくて最後は心が折れました。当時の洋ゲーはどれも激ムズでしたね…。


DSTさん
トラップみたいなものが多いし、1回の選択ミスでクリア不可になってしまいますからね…。当時は攻略情報が無くて本当にきびしかったです。でも、新たな発見で先へ進めた時の嬉しさがたまらなく楽しいゲームでした。

2018/06/04 (Mon) 21:29 | EDIT | REPLY |   

通りすがり  

当時メガCD持ってなかったので友達の家で遊びました。難しいし序盤は何が何だか分からなかった事件の背景が、だんだんと見えてくるようになってスゴイ夢中になった記憶があります。やたらと聞いたことのある声の声優さんが参加されてて、すごい贅沢だったなあと。

PCエンジンCD-ROM2程浸透はしなかったけど、妙に気合の入ったゲーム出てましたねえメガCD。ADVなら夢見館やナイトトラップ(←VHSテープを使う予定だったゲームのお蔵入り素材らしかったですが)も楽しかった。

後年自分でもメガCD買ってアレコレ遊びましたが、末期にコンパイルから出たシャドウランは未開封で積んだままです。今でも動くかな・・・。

2018/06/07 (Thu) 11:26 | REPLY |   

shami  

コメントありがとうございます!

ミステリー要素があるところも良かったですよね。難しくて苦労させられる分、捜査が進展した時の喜びもひとしおでした。ちなみにブレイドの声優さんはキテレツ大百科のブタゴリラの声の方だというから驚きですw

アニメファン向けのゲームが多かったPCエンジンCD-ROM2とは対照的にコアなゲームが多かったですね。そこがメガドライブ&メガCDの魅力であり、浸透しなかった理由なのかもしれませんが…。

私もシャドウラン買いましたよ!発売してすぐ新品購入しましたが、すでにセガサターンの時代でしたよね。元はテーブルトークRPGだそうですが、あれもサイバーパンクの世界が舞台で好きでした。

2018/06/07 (Thu) 21:04 | EDIT | REPLY |   

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