FANTASY ZONE (ファンタジーゾーン)

FANTASY ZONE (ファンタジーゾーン)
メーカー:セガ
発売日 :1986年(AC)/1988年(PCE)
ジャンル:シューティング
機種 :AC,SEGA MK3,FC,PCE,SS,PS2,MSX,X68000,Windows
※画像は1988年にNECアベニューから発売されたPCエンジン版です。
宇宙歴6216年、惑星間の公式通貨が乱れ、全惑星がパニックに落ち入った。宇宙協会(スペースギルド)の公式調査から、何者かがメノン星人を操り、外資を奪わせ、それを資金にファンタジーゾーンに巨大な要塞を建造中である事がわかった。敵の野望をくじくため、英雄オパオパはファンタジーゾーンへと向かったのだが…。

ステージ1 プラリーフ(緑の惑星)
オパオパの冒険はここからスタート。左右どちらでも好きな方向へ進むことができる任意スクロールで、上下にも少しスクロールします。各ステージは輪のようになっており、進み続けると一周して元の位置に戻ってきます。
オパオパの武器はショットとボムの二種類。まずは敵の前線基地を破壊して、落とすコインを拾い集めましょう。下に表示される遠距離レーダーで、前線基地の位置と残りの数を知ることができます。

ショッピングシーン
コインを拾い集めていると赤いショップ風船が出現。接触するとショッピングシーンへ移り、所持金の範囲内でパワーアップパーツを買うことが出来ます。パワーアップパーツは、スピードアップ系、ショット系、ボム系、1UPがあって、全部で12種類。ショットは時間制、ツインボム以外のボムは個数制となっています。
無難にツインボムとジェットエンジンを買いました。
ショップから出た時、または黄色い風船に接触すると、パーツセレクトシーンへ移ります。そこで所持しているパーツの中から、実際に使用するパーツを選択します。

ステージ1のボス「スタンパロン」
前線基地をすべて破壊すると音楽が変わって、ボスキャラが登場します。ちなみにこのスタンパロンは木の葉を吐き出す口の中が弱点です。ボスを倒すとコインが大量に落ちるので、すぐに拾い集めましょう。

ステージ2 タバスコーダ(火の惑星)
ステージ1と同じように前線基地を破壊していきます。

ステージ2のボス「ボランダ」
上空から降らせてくるタネをかわしながら、内側を回る木の実を破壊します。降ってくるタネの数が少ないと思われるでしょうが、これはちらつきによるものです。

ステージ3 ラ・デューン(砂の惑星)
このエムエフという魚型の敵が編隊を組んで襲ってきますが、今までずっと空飛ぶカメラだと思っていました…。(今回説明書を読んで初めて知りましたw)

ステージ3のボス「コバビーチ」
各砲台が順番にレーザーを撃ってきます。ヘビーボムで一気に砲台を破壊して倒すと気持ち良かったですね。

ステージ4 ドリミッカ(超惑星)
ここは地上を走りながらレーザーで前線基地を破壊します。足が出て地上を歩くオパオパがカワイイです。

ステージ4のボス「クラブンガー」
長い腕を動かしながらハサミから弾を出してくるボスです。関節を撃ってすべて赤くすると倒せます。ウネウネと動いてすべてに当てるのは大変ですが、スマートボムを3発使えば一瞬で終わります。(ファミコン版は3発で倒せなかった気がする…)
このように各ステージをクリアしていきます。そして、最終ステージになるステージ8「サルファ」は、それまでに倒したボスキャラたちが再登場。

その先に待っているラスボスの正体とは!?
(もうみなさんご存知ですよね…)
1986年にアーケードゲームとして稼働したセガのシューティングゲーム。自機であるオパオパを操作して、各惑星にはびこる敵たちを退治し、敵の野望を阻止します。
中学生時代に駄菓子屋でアーケード版をプレイ。弾よけ等のテクニックは必要ですけど、知識でカバーできる部分が大きく、ほど良い感じの難易度。他人のプレイを見てボスの倒し方を学び、それを真似することでステージ7まで進めました。上で書いたコバビーチにヘビーボム、クラブンガーにスマートボムもそうですけど、ポッポーズを弾切れにさせているのを見た時は「そうやって倒すのか!」と思いましたね。
家庭用ゲーム機では、サンソフトのファミコン版でよく遊びました。連射の有無が大きいゲームですし、当時はホリコマンダーを持っていたから楽できたはずなのですが、雑魚敵の動きや攻撃が激しく、基地やボスの耐久力が高く感じられ、意外と難しかった記憶があります。
このPCエンジン版は、1993年頃に安く売っているのを見かけて、懐かしさから購入したものです。それほどプレイしたわけではありませんが、ファミコン版より簡単でしたし、連射コントローラーのおかげもあって、初めて一周クリアできました。ボス戦の時にしっかり背景があったり、グラフィックについてはさすがPCエンジンだと思います。しかし、ゲームを初めて曲が流れ出すと同時に「あれ?」と思ってしまうくらい音がおかしい…。そこが欠点ではありますが、発売当時を考えれば良い移植でした。

こちらはセガマークIII版です。
ハードの性能の関係から、2つのステージのボスキャラが、別のボスキャラに差し替えられています。(MSX版もそうみたいです)PCエンジン版よりも後に購入したから、全然プレイしていませんけどね…。
敵や敵弾が少し見づらいのが難点ですけど、パステルカラーの色鮮やかなステージや個性的なボスキャラは、印象的で良かったと思います。シューティングゲームなのに、コインを拾い集め、買い物でパワーアップするというのも斬新でしたし、パワーアップパーツの種類も豊富。上達したと感じられる嬉しさもあって、楽しいゲームでした。
そういえば、当時のアニメ「赤い光弾ジリオン」に、オパオパがマスコットキャラとして登場していましたね。

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プレステ2の「セガエイジス2500シリーズ Vol.33 ファンタジーゾーン コンプリートコレクション」に、続編「オパオパの涙」やゲームギア版「オパオパJr.の冒険」を含む、パソコン版を除いたほぼすべての作品が収録されています。あと、同じくプレステ2の「セガエイジス2500シリーズ Vol.3 ファンタジーゾーン」は、新たなステージを追加したアレンジ移植のようです。というわけで、プレステ2版は二種類ありますから、お間違えなく。
しかし、電子ゲームまで発売されているとは知りませんでした…。