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アシュギーネ 虚空の牙城

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アシュギーネ 虚空の牙城
メーカー:パナソフト/T&Eソフト
発売日 :1987年
ジャンル:アクション
機種  :MSX2



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二連太陽をまわる惑星ネペンテス。この星に住むグール人とエリトリア人の争いは、古代から絶えることがなかった。しかし、空を越えてやって来た民族、アズムラル人によって、その長い不毛の戦いに終止符が打たれる。

アズムラルの長バヌーティラカスは、エリトリア人にとって伝説の戦士、ファシュア卿を捕らえて無残に処刑した。この非道ぶりにグール人の師団長ギーは、ファシュアの娘ネシュアを助けて砂漠に逃亡し、かつて栄えた地下文明の遺跡に身を潜めた。初めこそギーを憎んだネシュアだったが、すぐ彼に打ち解け、やがて二人の間にアシュギーネが生まれる。

アシュギーネは遺跡の中で少年時代を過ごし、頼もしい若者へと成長した。しかし、その遺跡もついに発見され、両親はバヌーティラカスによって殺されてしまう。必死の思いでその場を逃れ、地下神殿にやって来たアシュギーネは、そこでネペンテスの惑星生命体「ヴィ」と接触する。そして「ヴィ」から支援の約束と制御球を与えられ、伝説の戦士となったアシュギーネは、仇敵バヌーティラカスの居城である衛星ネオサンテに向かった…。


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ステージ1「地下神殿」
任意縦スクロールのアクションです。アシュギーネを操作して、敵を倒しながら進み、ボスがいる部屋を探します。ステージ上には、扉、階段、ワープポイント等があって、迷路のようになっていますから、迷子にならないよう注意。(上へ進み続けるとループ)扉は敵が落とす「カギ」で開けることができます。

黄色の太陽を上にして二連太陽が重なると、転送装置(Tマークの台)の上に、ネペンテスの惑星生命体「ヴィ」から支援イテムが送られてきます。アシュギーネのパワーアップや回復は、それらのアイテムを入手することで行えます。


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敵を全滅させないと先へ進めない部屋もあります。
ボタンを押して剣を突き出し、剣先を当てるような感じで攻撃。敵に密着されると当たらず、こちらがダメージを受けるだけです。

レベルを上げながら鍵を集めますが、時間制限があるので、あまりのんびりはしていられません。タイムオーバーになると残機数に関係なくゲームオーバーになり、ステージの最初からになります。でも、ゲームオーバーになった時のレベルは維持されますし、何度でも再挑戦できますから、それほど気にしなくても大丈夫ですけどね。


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ステージ1のボス
ボスを倒すとステージクリアです。


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ステージ2「山岳地帯」
1ステージは約30画面なのでそれほど広くありませんが、扉やワープのせいで複雑です。ボス部屋を探してワープを繰り返していると、カギ不足になりやすいですから、戦いやすい場所でレベルを上げながら、カギを集めておくと良いでしょう。


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小部屋に4つもワープがあります。
どれがボスの部屋へつながるワープなのか…?

実はこのステージのボスにやられて一度ゲームオーバーになりました。でも、ボスの部屋までのルートはおぼえたし、今度はしっかりパワーアップさせて挑めば大丈夫!のはず…。


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ステージ2のボスです。
先に伸びてくる二つの顔を倒し、最後に本体を倒します。

吐き出される敵の炎は、盾で防ぐことが可能です。ちなみにこの位置で剣を出さずにいればすべて防げますから、位置取りさえしっかりすれば簡単に倒せます。(と言いつつさっきやられましたが…)


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ステージ3「リング」(ネペンテスの赤道上)
ここから敵の攻撃力と耐久力が増し、難易度が一気にアップします。しっかりレベルを上げてからボスに挑みましょう。


このように各ステージのボスを倒し、ステージ6のギゼマール城を目指します。そして、両親の仇であるバヌーティラカスを倒すことがアシュギーネの使命です。


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ちなみにアシュギーネがパワーアップするとこんな感じ。
剣が長くなって、パワーアップが最大になると剣先から炎が出ます。また、アシュギーネを中心に制御球がまわり、剣で突いて飛ばして、敵を攻撃することが可能です。これらはそれぞれのカプセルを取る事で威力が一段階ずつアップします。


私が中学生時代に購入したパナソニックのMSX2(FSA1)の宣伝キャラクターだったアシュギーネ。パナソフトの企画により、そのアシュギーネを主人公にしたゲームが3つ発売されました。この「虚空の牙城」はその中の1つ、T&Eソフトが開発したアクションゲームです。

お店のデモ機でこのゲームのオープニングが流れていて、その時に初めてプレイ。美しいグラフィックはもちろん、32×32ドットのキャラクターが動いて、敵を攻撃すると血が噴き出し、剣先に血糊が付着するという演出はインパクトがありました。スクロールはスムーズだし、操作性も悪くないです。ただ、その時はあっという間にやられてゲームオーバーになったため、家でプレイしてから、迷路のようなステージを歩きまわり、ボス部屋を探すゲームだと気付きました。

ゲームオーバーになりながらレベルを上げ、ルートを覚えて、ステージをクリアしていく感じです。根気よく続ければ、誰でもある程度は先のステージへ進めると思います。あと、敵を何度も攻撃しないと倒せないので、連射コントローラーが欲しくなりますね。他の二作はいまいちでしたが、虚空の牙城は面白かったと言えるのではないでしょうか。ちなみにマイクロキャビン開発の「アシュギーネ 復讐の炎」とセーブデータ互換が可能でした。



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