パソコン美少女ゲームの記事はこちら「美少女ゲーム マイヒストリー」

BURNING POINT (バーニングポイント)

パーセプションタイプミステリー
burnignpoint-88_000.png
BURNING POINT (バーニングポイント)
メーカー:エニックス
発売日 :1989年
ジャンル:アドベンチャー
機種  :PC-88



生まれ育った街“サンタ・クリス”に戻り、探偵事務所を開くことになったマイク・スティール。免許(ライセンス)を取ったばかりの駆け出し探偵を待ち受ける事件とは?


burnignpoint-88_001.png
午前3時、サンタ・クリスに向かう車の中。カーラジオのスイッチを入れると「FMサンタ・クリス 3AM」という番組が始まる。そして、その番組の中のリクエストとしてアップテンポな曲が流れ出し、タイトル画面に切り替わるというオープニング。

オープニングの演出は凝っている、アップテンポな曲はカッコイイで、初めてプレイした時は、期待感がものすごくてドキドキしてしまいました。


burnignpoint-88_003.png
二週間前にライセンスを取ったばかりの新米探偵マイク・スティール。舞台となるのは、スティールが生まれ育った街で、人口6万人の港がある街サンタ・クリス。この街で探偵事務所を開くところから始まります。


burnignpoint-88_004.png
ドラッグストアのある小汚いビルの二階がスティールの探偵事務所。あとは仕事の依頼を待つだけですが、ただ待っているだけでは来ないわけで…。一階のドラッグストアや向かいのレストランに、事務所の宣伝チラシを置いてもらえるよう頼みに行きます。


burnignpoint-88_005.png
愛想が悪く、まわりからの評判も悪い、ドラッグストアの店員ロブ。スティールに対しても最初は冷たく接してきますが、巧みな話術が気に入ったようで、チラシを置いてもらえることに。気に入った相手には協力的で、やがて良き相談役になってくれます。

コマンド選択タイプではありますが、「見る」「話す」などではなく、その場の状況に応じて選択肢が変化するというもの。


burnignpoint-88_006.png
事務所の向かいにある食堂のデイビスと、ウェイトレスのマリー。スティールが子供の頃にかわいがってもらったおじさんです。二人とも協力的で、宣伝チラシの件も快く引き受けてくれます。

会話はふきだしで表示されるため、画面に複数の人物がいても、誰のメッセージなのか一目でわかる読みやすさ。大声は文字を大きくするなど、メッセージの表示方法も凝っていますね。もちろん、口パクなどの簡単なアニメーションもあります。

こうして無事にチラシを配り終えたところでプロローグは終了。第一章「死の蒸発」が始まります。


burnignpoint-88_007.png
開業してから数日後、スティールの探偵事務所に、一見して上流階級だとわかる老夫婦が訪れた。記念すべき最初の依頼人は、有名な資産家のフィーストバーグ夫妻。


burnignpoint-88_008.png
夫妻からの依頼内容は、孫娘のヘレンを捜してほしいというものだった。


burnignpoint-88_002.png
ヘレンは夫のルドルフとマイラシティへ旅行に出掛け、泊まったホテルで火災に遭遇。ルドルフは逃げのびたものの、生存者の中にヘレンの姿はなく、警察はホテルの残骸から発見された身元不明の死体をヘレンと断定した。しかし、夫人はその死体を別人だと思っているようです。

死体の鑑定は頼んであるが、結果が出るまでの一週間をただじっと過ごすのはやりきれない。ヘレンは生きているのか?死んでいるのか?それを一週間以内に調査ではっきりさせたいというわけです。

こうして翌日から調査が始まりますが、手掛かりを探していくうちに、事件は思わぬ方向に…。ただの人捜しだけでは済まなくなるというのは、探偵モノアドベンチャーのお約束ですね。


駆け出し探偵マイク・スティールの活躍を描くミステリーアドベンチャーゲーム。基本的に普通のコマンド選択アドベンチャーゲームですが、上で紹介したアメコミ風タッチのデザインやふきだしによる会話などの他に“パーセプション”という特徴があります。これは“感知する”とか“認知する”という意味で、わかりやすく言ってしまえば、SE(効果音)による演出が謎解きのカギになっているのです。つまり、絵と音の両方から情報を得て、プレイヤーが推理するというわけです。(すみません、テクノポリスの受け売りですw)

実際のところそこまで大袈裟なものではないのですが、効果音による演出が各シーンの雰囲気を盛り上げてくれますし、事件解決への手掛かりになるのも確か。また、重厚なシナリオとハードボイルドでちょっとキザというか、オシャレな言い回しのセリフも、アメリカっぽく感じられて良かったと思います。

当時、テクノポリスやベーマガの紹介記事を読んで面白そうだと思い、買おうか悩んだのですが、その時はウルフチームの新作「アークスII」を買ってしまいました。アークスIIが期待外れだったことから、数年後に中古を見つけて購入するまで「あの時、バーニングポイントを買うべきだった…」と思い続けていましたよ…。

エニックスのアドベンチャーゲームは、「ジーザス」「アンジェラス」「ミスティブルー」…、古くは「ポートピア連続殺人事件」「ウイングマン」「ザース」など、まさに名作揃いと言えますが、その中でもこの「バーニングポイント」は屈指の面白さだと思います。私にとってPC-88アドベンチャーの中では、コナミの「スナッチャー」と並ぶ双璧です。


「北斗の拳」の記事の拍手ボタンがたくさん押されていたので、お礼の意味も込めて同じエニックスのアドベンチャーゲームで、私が大好きな「バーニングポイント」にしてみました。あと、デービーソフトの「プロデュース」を押してくれた方にもお礼の記事をと思ったけど、あのゲームは特殊すぎて何が良いのやら…。(上記二つ以外のゲームにも拍手ボタンを押してくれているすべての皆さま、ありがとうございます!)



バーニングポイント | PC-8801 | PCソフト | 通販ショップの駿河屋


PC-88でしか発売されなかったゲームということで、予想通りプレミア価格でした…。



4 Comments

はーりーふぉっくす  

やりました。
サウンドボードII対応で、音楽もなかなかでしたね。

2018/01/08 (Mon) 00:40 | REPLY |   

shami  

コメントありがとうございます!

オープニングの曲がカッコ良くて大好きでした!久しぶりにプレイしましたが、やっぱり探偵モノのアドベンチャーは良いですね。

2018/01/08 (Mon) 19:09 | EDIT | REPLY |   

ラトナサンバ  

いまだに一番再販してほしいゲームです。

2018/09/30 (Sun) 00:41 | REPLY |   

shami  

コメントありがとうございます!

エニックスのゲームは、ProjectEGGでも再販されませんものね。私もPC-98でしか発売されなくて当時プレイできなかった「セイバー」の復刻版を作ってもらいたいです…。

それはともかく、MSX版「ディーヴァ」(アスラの血流)の主人公のお名前ですね!当時のクラスメイトの家でオープニングデモを見せてもらった時は、曲のカッコ良さにしびれました。ゲームの方は、惑星戦のアクションが難しすぎて全然でしたが…。

2018/09/30 (Sun) 01:42 | EDIT | REPLY |   

Post a comment