パソコン美少女ゲームの記事はこちら「美少女ゲーム マイヒストリー」

暗黒神話 ヤマトタケル伝説

1600年の時空を超え、今、暗黒神が蘇る!
ankokushinwa-fc_000.png
暗黒神話 ヤマトタケル伝説
メーカー:東京書籍(トンキンハウス)
発売日 :1988年
ジャンル:アドベンチャー+アクション
機種  :FC,MSX2



※画像はファミコン版です


武の父親は、武の幼い頃、何者かに殺された。武は父の死の謎を探るうち、それは単なる殺人事件でないことを知る。父の死は、武の家(山門家)と古代ヤマトタケルに滅ぼされたクマソ一族との1600年に及ぶ戦いの一部であったのだ……。


ankokushinwa-fc_001.png
主人公・武(タケシ)の父親が殺されてから10年。13歳になった武は、父親の部屋で古い本を見つけ、そこに挟まっていた一枚の葉書から、長野県茅野市にある尖石考古館を訪ねた。


ankokushinwa-fc_002.png
尖石考古館
縄文土器などが展示されている館内で、館長の竹内氏に話を聞く。父が蓼科で遺跡を発見し、その場所を教えてもらおうと手紙を出したそうだ。

遺跡の発見は、父の死と関係があるのか?
その謎を追って武は、竹内氏と蓼科の山奥へ向かった。


ankokushinwa-fc_003.png
蓼科の山奥
この三つ並んだ石仏の前で、父は死んでいたらしい。

真ん中の小さな石仏を動かすと、後ろに洞窟の入口ような穴があった。父親が見つけた遺跡とは、この岩穴なのかもしれない。二人は穴の中へと入っていった。


ankokushinwa-fc_004.png
岩穴の中を進み、少し広い場所に出ると、そこには土偶が落ちていた。まるで黄泉の国のイザナミの姿のような、全身に八匹の蛇がいる不気味な土偶だ。胸には古代文字が彫られている。竹内氏に文字を解読してもらうと「アートマン」と書かれていた。アートマンとは、古代インドの最高神だそうだが…。

この土偶を拾い、左へ移動すると、錆びた剣を持った骸骨が壁にもたれかかるように座っていた。頭部に何か巨大な獣にでも噛み殺されたかのような痕がある。錆びた剣を手に入れ、さらに左へ移動する。


ankokushinwa-fc_005.png
岩が崩れて閉じ込められてしまったが、岩壁に彫られた古代文字を見つける。竹内氏に言われ、父が残した本で文字を解読。
「アートマンなる者によって開かれる」
武が古代文字を読み上げると同時に、壁が崩れて入口があらわれた。

そして、その先へ進むと…


ankokushinwa-fc_006.png
暗黒神の使いタケミナカタと戦うアクションシーン!
デカキャラの攻撃を左右への移動やジャンプでかわし、剣を振って攻撃します。(剣先から弾のようなものが出る)
倒すと第一章クリアです。


ankokushinwa-fc_007.png
暗黒神の使いを倒した武の右肩に、蛇の形をした聖痕が与えられる。そして、不思議な空間へ誘われた武は、そこですべての時間と空間を支配する、唯一真実の絶対者、ブラフマンの声を聞く。
「お前がここに来ることは、1600年前から決まっていたことだ」「お前こそ、我が分身たりうるアートマンとして、この宇宙を動かす権利と力を受ける者である」「この聖痕が八つそろった時、お前はアートマンとなるだろう」


ankokushinwa-fc_008.png
ブラフマンの力なのか?
1600年前の出雲へ行った武は、ヤマトタケルとなって、復活したヤマタノオロチを退治する。武は自分であると同時にヤマトタケルでもあったのだ…。

ヤマトタケルによって滅ぼされたクマソ一族の遠い後裔たちは、1600年の時空を超えて、再び暗黒神を復活させようとしていた。武の父の死もその戦いの一部にしか過ぎない。現代に戻った武は、八つの聖痕と三種の神器を手に入れていく。暗黒神の復活を阻止できるのは、アートマンだけなのだ…。

すみません、原作とゲームで内容が違い過ぎて、自分でもよくわからなくなってきました…。


諸星大二郎さんの漫画「暗黒神話」を原作としたアドベンチャーゲーム。ヤマトタケルにまつわる日本神話が大きく関係し、日本各地の遺跡や寺などを舞台に繰り広げられる、全八章の壮大な物語です。

ゲームの基本的な部分はコマンド選択アドベンチャーです。フラグ立てに苦労するようなことはなく、スムーズに進みますが、間違った行動を取るとゲームオーバーになる場面もあるので注意。ゲームオーバーになると章の最初からやり直しになります。また、特有のシステムに、物語の進展具合をあらわす「知識ポイント」というものがあって、画面中央上に広げた本の形で表示されます。それほど意味はありませんが、順調に進んでいるかどうかの確認にはなると思います。

そして、このゲーム最大の特徴であり、各章の終わりに必ずある、神話に登場する幻獣(デカキャラ)と戦うアクションシーン。攻撃が単調ですから、コツを掴めば簡単に倒せますが、攻撃パターンを見切る前にやられてしまう事もあると思います。章の最後まで進んでおきながら、また最初からやり直しになるのは、少しきびしい気もしますね。ただ、アクションシーンの存在自体は、気分転換になって悪くはないです。

こう言っては失礼ですが、発売当時は見向きもしませんでした。そんな私がこのゲームをプレイしてみたいと思うようになるのは、90年代にテレビ放映された「世にも奇妙な物語」の中の一話「復讐クラブ」が、諸星大二郎さんの漫画が原作だったことがきっかけです。それを漫画に詳しい先輩に教えられ、代表作である「妖怪ハンター」(稗田礼二郎シリーズ)を借りて読みました。そして、そこから諸星大二郎さんの作品にハマり、このゲームの事を思い出したのです。

独創的でわかりづらいストーリーのため、万人向けではありませんが、興味がありましたらプレイしてみてはいかがでしょうか。ただ、上で書いたように、原作を大きく改変してあるので、漫画も読むことをオススメします。ちなみにMSX2版は未プレイのため、詳しくは知りませんが、コマンドや文章が漢字表示で、グラフィックがファミコン版と少し違っているようです。



暗黒神話 | ファミリーコンピューター | TVゲーム | ゲーム | 通販ショップの駿河屋



暗黒神話 諸星大二郎 | 通販ショップの駿河屋


MSX2版は登録されていないようでした。
それはともかく、「暗黒神話 完全版」なる本が今年発売されていたことを、今知りました…。



4 Comments

DST  

私の方はタイトルの存在自体知らなかったですね
紹介を見ると面白そうです
女神転生が好きなので、日本神話にも興味がありますが・・・・ソフトが見つかるかな

2017/12/05 (Tue) 20:29 | REPLY |   

shami  

コメントありがとうございます!

ストーリーを改変してありますし、良い出来とは言えないゲームでしたけど、私はそこそこ楽しめました。「こんなストーリーじゃない!」と怒るファンもいるかもしれませんけどね…。

原作漫画の方は、日本神話に興味ある方なら間違いなく楽しめると思います。機会がありましたら、ぜひ読んでみてください!(妖怪ハンターシリーズもオススメです)

2017/12/06 (Wed) 00:32 | EDIT | REPLY |   

通りすがり  

これは寧ろ子供時代のトラウマゲームにするよりは、今プレイしたほうが(粗さはありつつも)楽しめるかもしれませんねコンニチハ。ほんとに怖かった。音楽がすごく素敵だった印象があります。
ファミコン時代の東京書籍ゲームは殆どコンパイル開発で良移植とかしてましたけど、これは確か違うとこ開発してましたね。PCEのバルンバとか作ってたような。
チラシ画像とかで比較すると若干MSX2版のグラがリアルに見えて、あちらもすごくやってみたかった。

2017/12/08 (Fri) 02:32 | REPLY |   

shami  

コメントありがとうございます!

中学生時代にMSX・FANの紹介記事を見た時は、暗い雰囲気で不気味そうというイメージでしたから、確かに発売当時プレイしていたら怖かったかもしれません。(だから買いたいとは思わなかったんですけどね)

私も雑誌で見ただけですけど、アドベンチャーシーンのグラフィックは、MSX2版の方が色濃くリアルでしたね。逆にアクションシーンは、ファミコン版の方が良かったという印象です。

東京書籍名義のゲームは、教育ソフトとファルコムの移植作が多かったせいか、他は「エリュシオン」くらいしか遊んだことがないです。しかし、このゲームの開発元のZAPって他にどんなゲームを作っていたのか…。詳しくないので思い浮かびませんが、タイトルを聞けば「あのゲームもそうだったのか」となりそうです。

2017/12/08 (Fri) 22:33 | EDIT | REPLY |   

Post a comment