ぽっぷるメイル
かわいい顔したエルフの賞金稼ぎ
200万ゴールドのために、世界の平和を守ります?!

ぽっぷるメイル
メーカー:日本ファルコム
発売日 :1991年
ジャンル:アクションアドベンチャー
機種 :PC-88,PC-98,SFC,PCE,MCD
※画像はPC-88版です
遥かな時の流れの中に戦乱の時代があった。今ここに、そんなことおかまいなしで暴れまわる元気な娘がいた。賞金稼ぎを日々の生業とし、剣の技も冴えたる若いエルフの娘メイル。今欲しいものは 金、金、金。
「賞金首はいずこ!?」賞金首を追って、今日もメイルは上へ下へと大奮戦!

50万ゴールドの賞金首、マリオネット強盗団の首領、ナッツ・クラッカーを追い詰めながらも、土壇場で逃げられてしまったメイル。さすがの元気少女も、これにはガックリで、廃業まで考える始末。「やめちゃうにしても、まとまったお金が欲しいな…」と考えていると、200万ゴールドもの巨額な賞金首が発表されていた。賞金首の名は、魔導師マテリアル・ホルン。最後にひと花咲かせようと、メイルはマテリアル追跡の旅に出る。

エリアマップ
マテリアルを捜してエルフの森へ。

走ってジャンプして突き進む、サイドビュー型のアクション。経験値の概念は無く、敵を倒して得られるのはお金と薬草だけです。
戦闘は剣を装備しての体当たりが基本ですが、投げつけて攻撃する遠距離攻撃用の武器もあります。また、ゲームが進むとメイル以外のキャラも操作可能になり、攻撃方法は装備した武器によって様々。
さて、森の中を進んでいると上から声が…

モンスターに追われて身動きができなくなったブラッキィ。村へ行って助けを呼んできてほしいと頼まれました。
メイルの行く先々に現れて、助けてくれたり、邪魔してくれたり…。なんでもお手製の爆弾でけりをつけようとする厄介なヤツですが、陽気な性格で憎めないタイプ。

兵士にブラッキィの事を伝えたら、村のお店でお買い物。装備品やアイテムを購入してパワーアップです。
村を出てさらに奥へ進むと…

赤いマントの男、魔導師見習いのタット。
メイルが追っているマテリアルの弟子です。今は見習いですが、その才能は素晴らしく、場合によっては師匠を凌ぐほど。温和な性格のため、ちょっと影が薄いです。
彼の話によると師匠のマテリアルは、皆に慕われる魔導師だったが、最近になって急におかしくなったらしい。そこで、師匠を説得しようとここまでやって来たものの、上にいる巨大なモンスターにファイアの魔法が効かなくて困っているそうです。
そこでメイルがそのモンスターを倒すことに…

中ボス戦!
ジャンプしながら爆弾を投げてくるので、かわしながら着地したところを体当たり。もし、危なくなったら回復アイテムのフルーツを食べてHP回復。
モンスターを倒したことをタットに伝えます。そして、先へ進むとエリアマップの画面に出るので、次の大樹木の塔へ。

仕掛けがいっぱいの大樹木の塔を登っていきます。途中、塔の中にある村に立ち寄り、次のゴーレムの塔へ。

このエリアのボス、ウッドゴーレムと対決!
ロケットパンチをかわしながら懐に入り込んで体当たり。ダメージを与えると、一定時間頭部だけになるので、それを破壊すれば倒せます。

ウッドゴーレムを倒すと魔導師マテリアル登場。
しかし、古代の洞窟へ逃げられてしまいます。

マテリアルに捕まっていたタットを助けて、一緒に洞窟へ。タットが仲間になったことで、ここからプレイヤー選択が可能。ゲーム中いつでもどこでもキャラクターをチェンジすることが出来ます。(ボスのエリア以外)

また、エリアマップにいる時は、メニューに面セレクトが追加され、このようなワールドマップからクリアしたエリアへ移動出来るようになります。

洞窟へやってきたメイルとタットは、入ってすぐのところでマテリアルと遭遇。しかし、どこからか声が聞こえてきて、マテリアルは消えてしまいました。
声の主はいったい誰なのか?
賞金首のマテリアルを追うメイルの冒険は、やがて遥か昔の戦乱の時代が関係する大きなものになっていくわけですが、続きはプレイしてのお楽しみということで…。
最後に三人目の仲間の紹介です。

ゲームが進むと洞窟に住む怪獣、ガウも仲間になります。マスコットキャラのような存在ですね。
エルフの元気娘メイルが活躍する、サイドビューのアクションアドベンチャーゲーム。日本ファルコムの過去作品「イース」「ソーサリアン」「ドラゴンスレイヤ―IV」等をミックスしたようなシステムです。主人公のメイルを始め、三人のキャラを使い分けられるのが特徴で、それぞれ攻撃方法が違ったり、会話の内容が変化します。
コミカル要素が強く、短時間でクリア出来てしまうため、大作というイメージではありませんが、ストーリー、グラフィック、音楽はもちろん、操作性にも優れています。ただ、アクションゲームだけあって、終盤の難易度は少し高めで、ボス戦には苦労すると思います。でも、どこでもセーブ可能ですから、何度も挑戦すれば、いずれクリア出来るはずです。(ラスボス戦の足場が消えて即死はきつい…)
PC-88末期のゲームで、ましてやファルコムの新作でしたから、PC-88ユーザーの期待は大きかったのではないでしょうか。(というか私がそうでした)その期待に応える面白さだったと思いますが、ほんの少しだけ不満点が…。回復アイテムを使用するたびに、アイテム画面を開かなくてはならないため、ゲームのテンポが悪くなる事。アイテムを1つ登録して、すぐに使用できるようにするべきだったと思います。あと、三人の特徴を活かせる場面がもう少し欲しかったですね。(メイルだけで進めてました)
当時は友人に借りてプレイしましたが、90年代半ばにもう一度プレイしたくなって、PC-98版を購入。


PC-98版のぽっぷるメイル
解像度の違いもあって、グラフィックはこちらの方が綺麗ですね。でも、メイルのキャラクターデザインは、PC-88版の方が好みです。ちなみにこの後、PC-88版とメガCD版も買いました。(でも、メガCD版は未プレイ…)
ぽっぷるメイルのPC-88版が発売された1991年は、もうPC-98の時代になっていたから、ファルコムと光栄のゲームが心の支えでした。でも、同時期に発売された「ブランディッシュ」や「三國志III」は、PC-98のみでしたからね…。(X68000やFMTOWNSは別として)高校に入学した1989年は、まだPC-88のゲームの方が多いくらいだったのに…。(他はエニックスの「ファンガス」とかで遊んでました)

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