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Murder Club 殺人倶楽部

殺人と恋愛は、いつも巧妙だ。
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Murder Club 殺人倶楽部
メーカー:リバーヒルソフト
発売日 :1986年
ジャンル:アドベンチャー
機種  :PC-88,PC-98,MSX2,X1,X68000,FM-7,FMTOWNS,Windows,FC,PCE,NDS



※画像はFMTOWNS版「Murder Club DX」のものです


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リバティタウンの郊外にある、ハウリントン・カレッジ。その通用門近くの駐車場にあった車の中から、男性の死体が発見された。被害者は「ビル・ロビンズ」34歳。地元の有力企業、ロビンズ商会の社長である。死因は鋭利な刃物により背後から受けた、数ヵ所の刺し傷による出血多量であった。

殺された理由は、痴情のもつれか、金銭トラブルか、あるいは…。多くの疑問と疑惑が渦巻く中、捜査は難航を極め、リバティタウン警察は、この難事件の担当に一人の男を指名した。彼の名は、J.B.ハロルド。複雑な人間関係を解きほぐし、そこに隠された真実を探るため、J.B.ハロルドが今、捜査に着手した…。


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リバティタウン署の刑事部屋
老刑事ジャド・グレゴリーから捜査を引き継いだJ.B.は、この難事件の捜査を開始する。

J.B.ハロルドが所属する警察署の刑事部屋です。同僚のキャサリンが出迎えてくれました。警察署は捜査の拠点となる場所で、必要に応じて証拠品の鑑識、家宅捜索や逮捕の執行手続きを行えます。他にも資料室で、迷宮入り事件や盗難品届けを調べることが可能です。

ちなみにメッセージウィンドウにある「Bilingual」をクリックすると英語表示に切り替わります。


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リバティタウンのマップ
人物のシルエットのアイコンがあるところが移動できる場所です。捜査が進展すると増えていきます。マウスのカーソルを合わせてクリックすると、建物の名前が表示されるので、もう一度クリックして移動します。

マップは一画面だけでなく、カーソルを動かすとスクロールしますが、思った方向にスクロールしてくれなくて操作しづらいです…。


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ロビンズ商会
殺されたビルが経営していた会社です。会社の会長で、ビルの父親の「エドワード・ロビンズ」に話を聞きます。

画像を見ていただくとわかると思いますが、聞き込みする項目が多いです。捜査が進むと関係者はもっと増えますし、発見した証拠品についても聞かなくてはなりません。地道な捜査が必要というわけですね。


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キャリントン家
ビルの妻「ジャネット・ロビンズ」の実家です。本人はもちろん、その家族にも話を聞きます。

ズラッと並んだ関係者の名前。まだまだ増えますよ…。


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ハングリーフィッシャーマン
被害者のビルが最後に立ち寄ったというパブです。

ここでピアノを弾いている「サラ・シールズ」に話を聞きます。今回の事件では、それほど重要な人物ではありませんが、シリーズ第二弾の「マンハッタン・レクイエム」では、彼女が…。


このように関係者に聞き込みを繰り返し、その証言や集めた証拠品から事件の謎を解明していくゲームです。捜査が進展して検事から許可が出れば、容疑者の家を捜索して証拠品を探したり、逮捕して署内で取り調べを行うことができるようになります。


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警察署で「捜査休憩」選ぶと、人間関係の相関図や捜査の進展具合を見る事ができます。但し、マウスで関係者の写真を動かして、自分で図を完成させなければなりません。


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捜査の進展具合を点数で表示。
J.B.ハロルドや藤堂龍之介のシリーズではお馴染みですね。

ちなみにセーブやロードも捜査休憩で行います。


さて、FMTOWNS版の紹介はこのくらいにして…


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私が最初にプレイしたファミコン版。セタから発売されました。雑誌でパソコン版の紹介記事を見て、その大人っぽい雰囲気に憧れましたが、当時はパソコンを持っておらず、ファミコン版を購入。


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グラフィックはいまいちだし、平仮名だらけの文字で、雰囲気の良さが消えてしまっているのは残念ですが、変なアレンジは無く、パソコン版を忠実に移植。それだけに子供向きではありませんから、当時中学一年生だった私には、内容が難しすぎました。このゲームの面白さを理解するには、まだ早かったということでしょう。


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こちらは先日までプレイしていたNintendoDS版。fonfunから発売されました。登場人物や背景など、ゲームの雰囲気に合ったグラフィックは素晴らしいの一言。基本的に内容は同じですが、ゲームの中でジャドやキャサリンの手紙を読むことができます。操作性も良いですし、初めてプレイする方には、このDS版がオススメです。  

プレイしやすくて面白いで一気にクリアしてしまいました。追加シナリオを収録と書いてあったけど、エピローグの事だったのかな?



リバーヒルソフトのJ.B.ハロルドシリーズの第一弾。推理小説のような緻密に練られたストーリーで、それまでのゲームとは一線を画した、本格推理アドベンチャーゲームです。

PC-88やX1等で発売されたオリジナル版はプレイしたことがない為、FMTOWNS版の「Murder Club DX」を中心に記事にしてみました。こちらは1988年にX68000で発売されたリニューアル版をFMTOWNSに移植したものです。ちなみにPCエンジンでも発売されています。ゲーム内容は同じだと思いますが、DXと付けられているだけあって、実写画像を使用してグラフィックを大幅に強化。システム面も一新され、マウス操作によるウィンドウ表示になっています。

しかし、X68000版が発売された1988年といえば、まだPC-88が中心の頃でしたからね…。パソコン雑誌(テクノポリス)でゲーム画面を見た時は、あまりの美しさに他のゲームとは次元が違って見えました。(さすがX68000だなと…)

さて、ゲーム内容ですが、J.B.は足を使って粘り強く捜査する刑事であり、聞き込み捜査が中心です。新たな関係者が捜査線上に浮かべば、その人物について関係者に聞き込む。また、新たな証拠品が見つかれば、その品について関係者に聞き込む。そして、証言の食い違いから生じる小さな綻びを見つけ出し、容疑者を絞り込んでいく。そんな地道な捜査を繰り返しながら、着実に犯人に近づいていく、それこそがJ.B.ハロルドの真骨頂。登場する関係者は30人以上と多く、人間関係は複雑ですが、少しずつ解き明かされていく、その過程が楽しいと思います。

事件を解決するという事は、果てしない砂漠で、たった一滴の冷たい水を探し求めるようなものかもしれんな。しかし、J.B.…。事件という名の砂漠には、一滴の水が…。そうだ。「真実」という名の水が必ず隠れている

このジャド・グレゴリーのメッセージが、まさにゲームの内容をあらわしていますね。

今のアドベンチャーゲームのような、派手なストーリー展開はありませんし、聞き込みが面倒でいまいちと感じる方もいると思います。しかし、好きな人にはたまらない、J.B.ハロルドシリーズや藤堂龍之介の1920年シリーズはそんなゲームなのです。



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マーダークラブDX | FM-TOWNS | PC(パソコン) | 通販ショップの駿河屋



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殺人倶楽部 | Windows | PC(パソコン) | 通販ショップの駿河屋


ガンダーラのプレイ日記が続いて飽きてしまった方や、ゲームの紹介記事を読みたいという人の為に、今回はJ.B.ハロルドシリーズの「Murder Club 殺人倶楽部」にしてみました。高校時代にプレイした「マンハッタン・レクイエム」等、続編もいずれ記事にしようと思います。



4 Comments

ポプコムのカセットレーベル  

JBシリーズ格好よかったですよね。地道な聞き込みが面倒でもあり、楽しくもあり。プレイしてる自分までもが渋くなったような気になってましたねw
リバーヒルはほんと好きなメーカーでした。
ブライ辺りからちょっと違う方向へ行ったような気がします。

2017/08/21 (Mon) 08:57 | EDIT | REPLY |   

shami  

コメントありがとうございます!

>ポプコムのカセットレーベルさん

多くを語らず、ただ黙々と捜査していく、そんなJ.Bの姿を思い浮かべましたよね。緻密なストーリーとアメリカが舞台という設定がとても良かったです。

そういえば「BURAI」もリバーヒルソフトでしたね。ゲームデザインを担当した飯島健男さんのイメージが強くてすっかり忘れていました…。

NintendoDSやWiiで発売された任天堂の「アナザーコード」というアドベンチャーゲームが、J.Bや藤堂龍之介のシリーズを担当された、宮川卓也さんと鈴木理香さんの作品らしいので、今度プレイしようかと思っています。(NintendoDSを買ったのが今年なものでぜんぜん知らなくて…)



>風祭さつきさん

パソコンのアドベンチャーゲームといえば、真っ先にリバーヒルソフトが思い浮かびますし、まさにお家芸という感じですね。(あとはシンキングラビット)
「琥珀色の遺言」はもちろん、同じ1920年シリーズの「黄金の羅針盤」も大好きでした。

2017/08/21 (Mon) 21:46 | EDIT | REPLY |   

ポプコムのカセットレーベル  

ほう

アナザーコード検索してみました。面白そうですね、Wii版もあるようですし、オークションで見るとどちらも捨て値ですしw
久しぶりにAVGやってみようかな。

2017/08/22 (Tue) 21:51 | REPLY |   

shami  

コメントありがとうございます!

ブックオフでDS版を108円で買いましたw
面白そうだし、すごく安いしで、お買い得ですよね。あとWiiの本体を買ったので、Wii版も探してみるつもりです。

2017/08/23 (Wed) 19:43 | EDIT | REPLY |   

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