パソコン美少女ゲームの記事はこちら「美少女ゲーム マイヒストリー」

Private eye dol (プライベート・アイ・ドル)

席捲!! アイドル探偵アドベンチャー!
Private Eyedol_000
Private eye dol (プライベート・アイ・ドル)
メーカー:NECホームエレクトロニクス
発売日 :1995年
ジャンル:アドベンチャー
機種  :PCE-SUPER CD-ROM2



人気急上昇中のアイドル、メイ・スターが探偵デビュー?!
妖精みたいな(口うるさいけど…)人口知性体ナビと共に、悲哀、激情を乗り越えて事件に挑戦!!


Private Eyedol_001
主人公のメイ・スター(左)
MECの人口知性体「ORUKA」でCFデビューした、人気急上昇中のアイドル女優。

右はメイと同じプロダクションの立花綾華。
言うこと成すこと全てあけすけで大胆だけど、そこが魅力でもある。


Private Eyedol_002
人口知性体「ORUKA」の試作品"ナビ"
CMイメージガールのメイにメーカーがプレゼントしたのが二人の出会い。この姿は空中に投影された立体映像で、本体はメイがはめている手袋です。


Private Eyedol_003
柳素子(右)と三原かんな(左)
メイとは別のプロダクションに所属するアイドル女優。素子はメイや綾華を敵視しており、挑発的で高慢な態度を取ったりと気の強い性格。でも、世話好きな面を見せたり、隠れた素顔がありそうです。対照的にかんなはおとなしくて内気な性格。ちょっとした事ですぐに気絶してしまいます。


怪奇特集番組の収録のため、ロケ地へ向かうバスの中から始まります。上で紹介した人物の他にも、美人霊能タレント幻条優子や撮影スタッフたちが乗っています。もう一台、ディレクターたちメインスタッフが乗ったバスがロケ地へ向かっていますが、道に迷ったようで、到着が遅れるらしい…。


Private Eyedol_00012
というわけで、第一話スタート。


Private Eyedol_004
この館がロケの場所。
いかにも何か出そうな雰囲気ですね…。

突然、雷が鳴り響き、それに驚いたかんなが気絶してしまい、一行は館の中へ。


Private Eyedol_005
ここから2Dマップを歩き回って、登場人物たちと会話したり、気になる場所を調べて、ストーリーを進めていきます。とりあえず、自由時間ということで、 綾華と一緒に館の中を探検。


Private Eyedol_006
発電機がありました。
これを動かせば電気が供給されそうですが、燃料の軽油が切れていて動かないようです。その横にあるボイラーのかまの中には、何かの骨が入っていました。ますます館の不気味さが増していきます…。


Private Eyedol_007
物置部屋に軽油がありました。
これを持っていけば、発電機が動きそうですね。

軽油の缶を持って部屋から出ようとすると、何か変な音が…。ナビが廊下の奥に何かいるみたいと言っています。

幽霊!?
廊下を走り抜けていく何かの姿が一瞬だけ見えました。気になりますが、先に発電機を動かしておきましょう。

発電機を動かすと館に明かりが灯ります。
その後、他の登場人物たちに動きがあって…


Private Eyedol_008
幻条優子が、20年前にこの館であった出来事を語ってくれます。
魔術師と言われた男が住んでおり、死者の蘇生や悪魔の召喚をしようと、誰も知らない隠し部屋で血の儀式を行っていた事。


Private Eyedol_009
そして、それを知ってしまった妻と子供を殺した事を…。

このような感じでストーリーを進めていくと…


Private Eyedol_0010
かんなが幽霊に連れ去られて行方不明になる事件が発生。
事件の目撃者である素子から詳しい状況を聞きます。

みんなで手分けしてかんなを捜していると…

Private Eyedol_00011
メイの目の前で綾華が転落死する。
しかし、綾華の胸にダーツが刺さっていたことから、これは事故ではなく、誰かに殺されたのだとわかります。

こうしてメイは事件を調べ始めるわけですが、どのような結末を迎えるかは、プレイしてのお楽しみということで…。ちなみに他のシナリオも用意されており、話のスケールや舞台となる場所は、より大きなものになっていきます。


アイドル女優メイ・スターが、パートナーのナビと共に事件を解決する推理アドベンチャーゲーム。全三話構成になっており、今回紹介した最初のシナリオ「闇夜のRainyCry」は、ゲームより先にアニメ雑誌「アニメージュ」で、小説版が連載されていたそうです。ゲームは2Dマップを歩き回り、会話や調査することで進行しますが、証言や証拠品から自分で推理する場面や、ミニゲーム等もあります。

これぞ90年代というアニメ絵と豪華声優陣(?)によるボイスで、いかにもギャルゲーって感じですよね。(声優さんの名前詳しくないので…)当時、それで少し躊躇したんですが、探偵モノということで買ってみたら、予想以上に面白くて驚きました。2Dマップとコマンド選択を使い分けたり、プレイヤーに考えさせる場面を用意する等、趣向を凝らしてあるところが良かったです。

島や町のように広い範囲が舞台の時は、コマンド移動でそれぞれの場所へ行けるので、2Dマップの移動でうんざりするような事はないです。それに、しつこく同じコマンドを繰り返すという場面もありません。難易度は低めで、ボイススキップ可能ですから、スムーズに遊べると思います。

このようなアニメ絵が苦手という方もいるかもしれませんが、ミステリーアドベンチャーが好きな方なら楽しめると思いますので、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。

続編を期待していたんですが、プレステとサターンの時代に移り始めていた頃だし、ちょっと時期が悪かったかな…。PC-FXの「アニメフリークFX」に、連載アニメが収録されていますが、私としてはアドベンチャーゲームの「プライベート・アイ・ドル」を作ってもらいたかったです。



プライベート・アイ・ドル | PCエンジン | TVゲーム | ゲーム | 通販ショップの駿河屋


アニメフリークFXのVol.1~Vol.3に、アニメが収録されています。

アニメフリークFX | PC-FX | TVゲーム | ゲーム | 通販ショップの駿河屋


0 Comments

Post a comment