GRADIUS (グラディウス)

GRADIUS (グラディウス)
メーカー:コナミ
発売日 :1985年
ジャンル:シューティング
機種 :AC,FC,PCE,MSX,PC-88,X1,X68000
※上のタイトル画像はPCエンジン版、以下は各機種のものです
母なる惑星グラディウス。この美しい星にも、亜時空星団バクテリアンの宇宙侵略の魔の手がのび、激しい戦いを繰り広げていた。その猛攻撃により危機に瀕している惑星グラディウスは、最後の手段である超時空戦闘機ビックバイパーを発進させることになった。めざすは敵要塞ゼロス。この壮絶な戦いに終止符を打つには、中枢を壊滅させるほか手立てはない。ビックバイパーは、壮大なる暗黒宇宙へ飛び立った。
数多くの続編が作られた人気作ですが、私はグラディウスがあまり好きではありません。とはいえ、誰もが認める名作シューティングなのは確か。私も中学生時代を中心にグラディウスで遊ぶ機会は多かったです。今さらゲーム内容の説明は不要でしょうから、当時の思い出話を中心に書いていこうと思います。
アーケード版が稼働した頃、私は小学六年生で、同じクラスの友人に「グラディウスってゲームが面白いらしいから、ゲームセンターへやりにいこう!」こんなセリフで誘われた記憶があります。
当時、小学生がアーケードゲームで遊ぶ場所といったら、駄菓子屋の店先が定番で、あとは百貨店のゲームコーナーくらい。その頃のゲームセンターは、学校をさぼった不良兄ちゃんがタバコを吸ってたむろしており、店内は暗く危険な雰囲気が漂う。しかも行こうとしているゲームセンターは、喝上げされるという噂があって、小学生には近寄りがたい場所でした。まあ、店内が暗かったのは、照明の反射を抑えて、ゲーム画面を見やすくするためもあったと思いますけど…。(よくテーブル筐体にダンボールを置いてプレイしていましたよね)
でも、グラディウスに興味があったし、アーケードゲームが数多く置かれているゲームセンターの中に入ってみたいという気持ちが強くて、二人で行ってみることに…。というわけで、初めてゲームセンターへ行くきっかけになったのがグラディウスでした。
カプセルを取って、自分でパワーアップを選ぶのは、画期的でしたね。それに、あの長いレーザーがとてもカッコ良く見えたし、自機の動きを追従するオプションの動きも面白い。ただ、ステージにもよりますが、上下に当たると死んでしまったり、障害物となるものがあまりに多くて、動ける範囲が狭いから、他のシューティングより窮屈という印象を受けました。
うーん、あの暗いゲームセンターに、デモ画面の曲が流れていた光景を思い出すな…。そういえば、アタリのアーケードゲーム「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」が置いてあって、ゲームの雰囲気が妙に怖く感じたのをおぼえています。ちなみに2,3回行ったけど、日曜日だったせいか、不良兄ちゃんはいませんでした。(ビー・バップ・ハイスクールが大人気だった時代ですから)
以下は余談ですが…
1プレイ100円と高い店だったから、中学・高校時代は全く行きませんでした。それから約10年後のバーチャファイター2の時代に、友人がこのゲームセンターで「手下を連れたやくざの親分が脱衣麻雀をやっていた!」とか言うから、ますます危険な店というイメージに…。(ウソくさいですけどw)それが本当かどうかはともかく、バーチャファイター4の時代に、対戦相手を求めて行ってみたら、常連の人たちは普通で拍子抜けしました。


ファミコン版グラディウス
翌年、私が中学一年生になると、ファミコン版が発売されました。レーザーが短い、オプションが少ない等、アーケード版と違うところはたくさんあるけど、ファミコンであることを考えれば良移植ですよね。私の周りで買った人は多く、借りてよく遊んでました。
このファミコン版をやり込んだという人も多いのではないでしょうか。中学二年の時、クラスの中で「2周目の4面まで行った」とか「4周クリアした」など、そんな話題が耳に入ってきました。ところが私もそこそこやったはずなのに、1周目すらクリアできない。6面が最高で、大抵3面~4面でゲームオーバーになります。それまでシューティングが苦手と感じたことはなかったのですが、このグラディウスのせいで「もしかして自分はシューティングが下手なのでは?」と思うように…。
私の横スクロールシューティングに対する苦手意識はここから始まり、それはやがてシューティングというジャンルそのものに広がりました。最初に言った「私はグラディウスがあまり好きではない」というのはこれが理由。シューティングゲームに対する自信を失わせたゲームだからです。
結局、自分では買わなかったけど、1996年頃に友人がファミコンを処分するからとカセットを30本くらい譲ってくれて、その中に入っていました。


MSX版グラディウス
同じく中学二年の時に、MSXユーザーのクラスメイトの家でプレイ。しかし、このビッグコアの大きさと長いレーザーには驚きました。ミサイルとレーザーが二段階にパワーアップするところも良いですね。スクロールはカクカクだし、グラフィックも見劣りするけど、ファミコン版とは違う良さがありました。

そして、こちらのデモ画面にも驚かされました。でも、ちょうどこの頃、MSXでは「グラディウス2」が発売されていたから、そちらばかり遊んで、こちらはあまり…。それに、ファミコンでも「沙羅曼蛇」が発売されて、話題は続編や関連作の方へと移っていました。
コナミアンティークスに収録されているけど、やっぱりグラディウス2の方ばかり遊んじゃいますね。


PC-88版グラディウス
高校時代は、PC-88でグラディウスをプレイ。背景の色が違うし、ゲーム画面が全体的に狭まって余計窮屈に感じます。ちなみにレーザーの長さは短めで、オプションは2つまでと、パワーアップはファミコン版に近いです。雰囲気は味わえますが、ファミコン版やMSX版よりもいまいちなのは確か。
当時、誰かに処理落ちして重いと言われた記憶があるけど、ファミコン版も5面の触手は重くなるし、その事だったのかな?PC-88版は4面までしか進めなかったので、具体的にどう重いのかよくわかりませんでした。

PCエンジン版グラディウス
コナミのPCエンジン参入が遅かったこともあって、発売されたのは1991年。X68000版には劣るかもしれませんが、長いレーザーとオプション4個、アーケードに近い感覚で遊べますね。さすがPCエンジンです。あまり好きではないと言いつつも、思い出のゲームということで、中古で安く見つけた時に買ってしまいました。でも、ほとんどプレイしていません。
ゲームボーイのネメシスも買ってしまったし、難しいと言いながらもよく遊んだゲームです。人気作になったのも納得という感じですね。いつかシューティングに対する苦手意識の元である、ファミコン版グラディウスを1周クリアして克服したいと思っていたけど、結局シューティング自体ほとんどやらなくなってしまいました。

久しぶりにファミコン版をやってみたら、中学時代の最高記録と同じ6面まで進めました。ただ、4面で地面に当たって死んでしまい、パワーアップが切れて初期状態に…。なんとか5面は乗り切ったけど、6面の前半でゲームオーバー。やっぱりパワーアップが切れてしまうとつらいですね。
このまま続ければ1周クリアできる日が来るかもしれないけど、集中力が続かないし、眼精疲労からくる肩こりがひどくて…。

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プレステやサターンの「グラディウス デラックスパック」などゲーム機版はこちらから(ゲームボーイ版は「ネメシス」で検索を)
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パソコン版(PC-88,Windowsなど)はこちらから
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MSX版が収録されている「コナミアンティークス」(SS,PS)はこちらから(PS版はVol.1に収録されています)
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人それぞれ思い出のグラディウスがあると思いますけど、一般的には二作セットになっている、サターンやプレステのデラックスパックが良さそうですね。PSP版も良さそうだけど、あの小さな画面でシューティングはつらそうで…。