機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオンDX
機動戦士ガンダムの一年戦争に登場するモビルスーツで戦う3Dアクションゲーム。
アーケードゲームとして2001年に稼働し、開発はカプコン、販売はバンダイです。
テレビアニメは覚えてないですが、小学校低学年の頃にガンプラブームがあったのは少し覚えています。家の隣にあった空き地でガンキャノンとギャンのプラモを拾ったこと、グフのプラモとオレンジの塗料を買ってきてシャア専用を作ろうとした記憶があります。
(ザクとグフの区別がついていなかったのかもしれない)
年齢的にZ、ZZガンダム世代になると思いますけど、リアルタイムで見たのはガンダムWくらいで、ほとんどのガンダムはレンタルビデオを借りて後から見ました。(SEED DESTINYまで)
ガンダムゲームに当たり無し!
そう言えるくらい、ファミコン時代の頃から面白いと思うゲームがありませんでした。特に対戦格闘ゲームブームの頃に出たガンダムのアーケードゲームはひどくて、すぐにゲーセンから消えました。人気キャラクターにつられて買って後悔する、バンダイのゲームはそんなイメージが強かったです。
そのイメージを変えたのが機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオンDXでした。キャラクターのバンダイとアクションや格闘ゲームで人気のカプコン、当時の最強タッグですね。(カプコンが作ってあとからバンダイに許可を求めたそうですが…)バーチャロンがガンダムのモビルスーツだったら、もっと人気が出ただろうと思ったことがあります。ついにそれが実現したという感じでした。
バーチャファイター4の対戦に疲れ、気分転換にプレイしたのが最初でした。機体はガンダムを選び、さあ始まるって時に小学生くらいの男の子が隣に座って画面を覗き込んできた。
頭が視界に入って邪魔なんだけど…
そう思ったが、そのまま無視してプレイ。ステージ3あたりで「こっちの敵から倒して」と隣にいる小学生が言ってきた。
今で言う指示厨である
しかし、初プレイで操作もおぼつかない私にはありがたい。
「よくわからないから教えてくれ」
こうして見知らぬ小学生に教えてもらいながらのプレイとなりました。(ステージ10くらいまで行けた)
それからよくプレイするようになり、いつしかガンダムがメインでバーチャ4がついでに変わっていきました。ゲームの面白さはもちろんですが、対戦ばかりのバーチャと違って、ゆっくりCPU戦をやれたのが良かったです。
暫くしてゲームにも慣れ、ガンダム、ガンキャノン、ゲルググでクリア。そうなるとザクやグフのような低コスト機体でのクリアを目指し始める。その中でプレイしていて楽しかったのがアッガイです。射撃ボタンをちょっと押して離すを繰り返すとできるアッガイダンス、格闘攻撃でのコミカルな動き。
ズサーc⌒っ゚Д゚)っ ←この動きに萌えました。
その日も地上をアッガイ、宇宙はザクでプレイしていると、カップルの男に対戦を挑まれた。地上ステージで相手の機体はシャア専用ゲルググ。
対戦で勝って彼女にいい所でも見せようって考えか!?
そう思うと負けたくはないが、こちらは対戦慣れしてない上に機体はアッガイ…。とても勝てる気がしない。しかし、始まってみるといい勝負だった。つまり相手が下手なのである。相手のビームをかわして特殊射撃で攻撃、隙を見て格闘攻撃。こちらも2回落とされたが、相手を2回落としてなんとか勝利。
ざまああああああ!
と思ったのは言うまでもありません。やっと終わったと一息つくと、再び対戦を挑まれた。今度の機体はガンダム。
勝つためにはなりふり構わないってことか…
さっきと同じように相手のビームをかわして特殊射撃で攻撃。ゲルググの時はこれでダメージを与えていたが、ガンダムには盾があった…。大ダメージ必至のビームライフルをかわしてやっと当てた攻撃が盾に防がれるのはショックが大きい。動きに精彩を欠いて先に2回落とされる。
なんとか調子を取り戻して相手を1回落とし、こちらもまた落ちて、次に落ちた方が負けという状態になった。そして、相手の体力を半分以上減らし、こちらは体力が赤く点滅していた。残り時間は少なく、意を決して近接戦闘に持ち込もうと思った瞬間、相手は背を向けて飛んで行く。タイマンはやめてCPUを倒そうという考えだ。追いかけようにもアッガイの機動力ではガンダムに追いつけない。苦し紛れに放った特殊射撃のエネルギー弾が夜空にむなしく消えていく…。(ニューヤークステージでした)
遠くでCPUが倒され、残りコストが0になって負けました。これは悔しくて、同じガンダムで再戦してやろうかと思いましたが、思い直してやめておきました。
機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオンDXは一番長く遊んだアーケードゲームです。対戦を挑まれる事は少なかったし、自分から挑んだ事は1度もなく、それほどお金は使わずに済みました。
グラフィック、音楽、操作性のすべてが良く、劇場版に使われた曲が流れてくると燃えます。バーチャファイターと同じレバーと3つボタンだったのも、私にはプレイしやすかったです。機体の性能差をコストによってバランスを取り、仲間のCPUで多数vs多数を演出、地上と宇宙でステージに特色があって、シリーズの最初から完成度の高いゲームだったと思います。アーケードゲームでは名作中の名作ではないでしょうか。
ドリームキャスト版とプレステ2版の両方を買ってしまいました。

機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオンDX | プレイステーション2(TVゲーム/ゲーム) | 中古・新品通販の駿河屋

機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオンDX | ドリームキャスト(TVゲーム/ゲーム) | 中古・新品通販の駿河屋