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The Old Village Story (オールド ヴィレッジ ストーリー)

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The Old Village Story (オールド ヴィレッジ ストーリー)
メーカー:エニックス
発売日 :1988年
ジャンル:アドベンチャー
機種  :PC-88,PC-98



※画像はPC-88版です。


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遥か昔、西の彼方にファ・ラールという国がありました。肥沃な大地に恵まれた豊かな国で、前国王のマイトより王位を継承した、国王カイザーが治めていました。

カイザーには、リーザ姫という娘がいました。目に入れても痛くないほどの可愛がりようでしたが、リーザ姫は10才になった時に、重い病気にかかり亡くなってしまいます。

それから6年後、お妃様が再び子供を身ごもりました。しかしカイザーは、生まれてくる子が無事に大人になれるか心配でしょうがありません。そこで、お城の占い師を呼び、将来国王になる者を占わせました。この子が無事に大人になれば、当然自分の後を継いでファ・ラールの国王となるはずだからです。ところが、占い師の水晶玉に浮かんできたのは、テップル村のシオンという少年でした。

こうなると居ても立っても居られません。幾晩も考えた末に、シオンを城に呼び出すことにしました。


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テップル村のシオン家の前からスタート。
プレイヤーは、主人公のシオンを操作して物語を進めていきます。

母親から牧場でひつじの世話をするように言われていますね。さっそく村のひつじ牧場へ行ってみましょう。


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ひつじの世話は、ほとんど終わってしまったそうです。
一ヵ月ぶりにタルトが森から帰ってきたから会いに行ってやれとの事。


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村の中央付近にタルトがいました。
明日のリサリサの誕生日に、三人でパーティーをしようという約束を思い出し、あわてて帰ってきたそうです。

ここでパーティーを「やる」「やめておく」の選択がありますが、「やる」を選ばないと物語が進みません。つまり、「やめておく」を選んだとしても、もう一度話しかけて「やる」を選び直すしかないのです。物語が変化するわけではないですし、どちらを選んでも進展する場合もありますので、自分が思った方を選ぶで大丈夫です。

「やる」を選ぶと、リサリサにパーティーの事を伝えておいてくれと言われます。というわけで、今度はリサリサのところへ。


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シオンの幼なじみで、ガールフレンドのリサリサです。
このゲームの重要キャラで、もう一人の主人公とも言えます。

このように村人との会話に沿った流れで、RPG風のマップを移動し、物語を進めていきます。オープニングデモでは、自動でキャラが動き、シオンの様子を垣間見れるので、それを見ているだけでも、どのように進めるのかわかるのではないでしょうか。

このあと、村のどこかに隠れてしまった、ヒューイという少年を捜すことになります。村人たちに話し掛けて集めた情報から、リサリサの家の中を調べていると、どこからか物音が…


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大時計の中にヒューイが隠れていました。
このようなグラフィックが表示されるイベントもあります。

妹のユーイを泣かしてしまい、母親に怒られるのが怖くて、ここに隠れていたそうです。ユーイに返しておいてくれと人形を渡されました。

入手したアイテムは下の丸枠に表示されます。今回の場合だと、アイテム選択で人形を選び、手に持った状態にしてから家にいるユーイに話し掛ければ、人形を渡してあげることができます。つまり、先に使用したいアイテムを選択しておく必要があるというわけですね。


ゲームの基本的な進め方はこんなところでしょうか。


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ヒューイの件が解決すると、カイザー王の使者が来て、森の都カーズにあるお城へ行くことになります。そこではカイザー王の父親で前国王のマイトが、森へ狩りに出掛けたまま行方不明という事件が起こっていて、大騒ぎの真っ最中。シオンも勇者の登録をしてマイトの捜索に参加します。


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森にあるラルの木(ロダの木じゃないですよw)

迷路のような広大な森の中を捜索します。


ゲーム前半はマイトの捜索がメイン。そして最後にひと悶着あった後、主人公はリサリサにバトンタッチ。ゲーム後半からのストーリーは、お楽しみということで…。


まるで童話のようなストーリーのアドベンチャーゲームです。テクノポリスに「ちょっと見た感じ某ソフトと間違えそう」と書かれている通り、見た目は日本ファルコムの「イース」にそっくり。ロールプレイングゲーム風のマップになっているのが特徴で、約400画面あるそうです。

実は当時、ゲーム前半の森を捜索するところで行き詰まってしまい、クリアできなかったので、記事を作る前に再チャレンジして、今度は最後までプレイしました。(当時といっても1993年頃に買ったから遅いですけど…)

マップ画面が理由でいまいちと評価されることが多いようですね。ロールプレイングゲームのイベントであちこち行き来させられる、いわゆるお使いでうんざりしたことがありますが、このゲームの場合、アドベンチャーで戦闘が無い分、それがより強く感じられてしまい、それが理由なのかと思っていました。

しかし、それは意外と気にならなかったです。ストーリーが少し進むと、イベント対象以外の町や村の人々のセリフも、しっかりその時点に合ったものに変化します。例えばヒューイを捜している時はヒューイの情報、お城から使者が来た時は、そのことについて話してくれます。つまり、セリフが豊富でどんどん変わっていくから飽きが来ないのです。それに戦闘が無いからこそ、スムーズに移動できるわけです。見た目はロールプレイングゲームでも、中身はしっかりアドベンチャーゲームになっているなと思いました。

ただ、昔の私がそうだったように、行き詰まってしまった時、広いマップ画面を捜し回らないとならないのがつらいです。マップの端にいるキャラを見逃したり、対象のキャラが森のどこかにいると思い込んで、無駄に何時間も捜していました。逆に人と会話する時は、コマンド選択アドベンチャーのように、1つずつ「聞く、○○について」みたいなことをやらなくて済みます。まあ、一長一短という感じでしょうか。

マップ画面がどうこうよりも、エニックスの他のアドベンチャーゲームと比べて、演出面で劣っていた感があるのは確かですけどね。

それよりも、私が一番気になったのは、ゲーム後半の内容の薄さです。別の国の城下町へ行くため、少し長めの洞窟を通ることになりますが、本当にただ通り抜けるだけ。距離感を出すために道のりを長くしたのだとしても、アドベンチャーゲームならこういう場面にこそ、何かイベントを入れるべきでは?それから、人々がほとんど引っ越してしまったという設定とはいえ、その城下町もカーズの町に比べてデザインがワンパターンで手抜きっぽく感じられました。ストーリーそのものはメルヘンチックで良かったと思うので、後半のストーリーにもう少し厚みを持たせて欲しかったです。

それなりに楽しめましたが、エニックスにしてはちょっと物足りないと思ってしまうゲームでした。



The Old Village Story | PC-8801 | PCソフト | 通販ショップの駿河屋
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このエントリーのタグ: PC-88 エニックス

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435: by DST on 2017/04/20 at 11:13:14

全く知らないゲームですが、面白そうな雰囲気はあるんですけどね・・・
これで「戦闘の無いADV」と言われると、移動で飽きちゃうかな、と思います
かといってドラクエみたいなエンカウント方式だと、「すぐに敵が出てくる」となるのだからよく考えたら贅沢なことです

436:コメントありがとうございます! by shami on 2017/04/20 at 22:01:46 (コメント編集)

そう考えると「イース」は、RPGでもサクサク移動出来て、エンカウントの煩わしさがないですし、うまく作られていますよね。(だから総プレイ時間が短いわけですが…)

童話っぽさが売りでなので、あまり派手な演出は似合いませんけど、もう少し見せ場で何か欲しかったと思います。

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